今朝、TBCラジオに生出演でH24年5月25日(66回目)つばめについてお話してきました。(笑顔)
ツバメは、空中で小動物を捕食し泥で造巣する鳥です。また春に渡来して繁殖し秋には南国に渡去してしまう夏鳥です。
ツバメは、飛翔能力は、高いのですが、くちばしは、小さく体も小さいので弱い小鳥です。声も小さいですから威嚇することもできなんです。
なのでツバメは、人間と一緒の所で生活することで守ってもらいながら子育てをしているんです。
だから駅の出入り口や商店街の軒下、消防署や学校の出きり口など常に人の目があるところに作っているんです。
カラスや蛇 野良猫などの襲撃でひなを守ろうとしているんです。
そういう意味では、商店街が、復活すること。子供からお年寄りまで 三世代が、住める町づくりが、大切なんだと思います。
人に優しい素敵な地域社会が、形成されればおのずとツバメにも住みよい町になるんです。
ツバメの適応力のすごさには、驚きです。自動ドア前でホバリングして自分でドアを開け会社の屋内に入り巣を作ることも‥
赤外線センサーのしくみを覚えるんですから…。
日本最古の竹取物語にツバメが、人家で繁殖していることが記載されています。ツバメが、民家に営巣してから少なくても1000年以上にもなることが伺えます。
参考文献 都会の鳥 生き残り戦略
学びやぶっく15鳥の行動学 ナツメ社
次回の6月8日(金)は、犬のいきがいについて(67回目)お話をしましょう。