第150回ペットにまつわるエトセトラ

H27年11月27日(150回) 犬に叩いて叱ることが何故悪いのか?について話してきました。
実は、今回で150回になりました。第1回目が、H21年10月5日(月) 犬は、人の中で群れる不思議な動物。と言うお話でした。
もう6年もお話させて頂いているんですからありがたいです。(笑顔)

犬は、褒めて育てるのがいいと言われています。でも実際、叱っている飼い主が多いのも事実!
犬は、群れを創る動物だから支配するには、体罰を使うことも必要と言う考えが根強くあるからかもしれません。
しつけは、褒美を基本にしてむやみに体罰を加えるのは、絶対に避けなければなりません。

何故、叩いたりする罰が、悪いのか?
例えば飛びかかってくる犬を叱るため頭などを叩いたとしましょう。
叩かれたことで犬は、驚き 飛びかかろうとしなくなります。
でも叩き方が、弱ければ 気にしないでまた飛びかかるかもしれません。また強すぎれば犬は、無用な苦しみを味わうことになり飼い主を咬むなど攻撃的な行動や人をおびえるようになったりします。

最初は、叩くことで言うことを聞いてくれた犬も慣れてくると言うことをきかなくなり徐々に強くしなければなりません。先ほど、言ったように強すぎれば反抗し噛み付いてくるなど問題行動を起こす可能性がでてくるのです。
それに対して おやつ(褒美)をあげることは、多すぎれば太るという問題は、あるものの与えなければ悪いということはないです。理由は、間欠欲求がでてきて逆に飼い主がしてほしいことをまたしてみたいと言うことになるからです。
一番良いのは、褒めること。犬と人間の関係が、良好であればこれほどしつけをする上で役に立つものなのです。分かり合えることが、大切ということです。

戦争とは、ある意味、今お話した犬の体罰と同じような問題を引き起こします。やられたからやり返すと言う行動は、相手が、今まで以上に攻撃的になる可能性があります。お互いの見解の違いを認識し問題解決の糸口を探ることが、大切です。
国民や民族に色をつけるのは簡単です。それが、恐ろしい戦争につながるのだと思います。
日本人にもいろいろな性格や考えがあるのですからどこの国も同じです。
そしてその国には、戦争に巻き込まれる必要のない一般市民が生活していることを忘れない欲しいものです。

H27年12月11日(金)ついてオシッコのしつけについて(151回目)についてお話しましょう。
参考文献 犬はあなたをこう見ている 河出書房」新社

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