第234回ペットにまつわるエトセトラ

5月24日(金)朝、TBCラジオにペットの話で生出演してきました。お題は、近所の物置に仔猫が生まれていた話。
5月9日(木)夕方に当店の近所の方から物置に行ってみると仔猫がたくさん生まれていると相談がありました。そこでTNRをしているUさん(猫の大半の殺処分は仔猫なのでそれを防ぐためにTNRを行っています)に相談すると生後10日ほどの8匹の子猫だとわかりました。
生後10日ほどの子猫を保護すれば3~4時間ずつ昼夜を問わずミルクを与えなければならないし仔猫の社会化の問題もあります。5月11日(土)の日中に家主からUさんに仔猫がすべていなくなった連絡が入りビックリしましたが、隣の倉庫の壁の間に引っ越していたのを発見!uさんの友人であるKさんは、親子で保護してくれれば全部まとめて面倒をみてくれることになりトタンの壁を開け仔猫を保護し親は、その日の夕方に捕獲器で無事、保護。今では、Kさん宅で仔猫は母親のもとすくすくと成長しています。
 猫を保護するまでの一連の行動をみて地域の人間関係が良好だからこそ最善の道を選ぶことができました。しかし 現実に目を通すと1匹の母猫から8匹もの仔猫を生めたのは、近くでたくさんの餌をかわいいからと言う理由だけで避妊もせずに与えていたのが原因です。uさんは、野良猫に対しては、避妊去勢を施しご飯や寝床に困らない地域猫の環境で共存共栄を図る地域が増えて欲しいと話されておりました。