第188回ペットにまつわるエトセトラ

H29年6月23日(金)朝、TBCラジオに生出演(188回目)してきました。お題は、台原森林公園のホタル!
ホタルがたくさんみられる条件は、気温が20度以上のむし暑い曇りの日・月明かりがない・雨上がりで湿度が高い・風がない条件が揃うと活発に活動します。最も活発に出てくるピークの時間帯は夜8時から9時 真夜中の12時頃 3時頃の3回飛び交います。観賞する時は、ライトで照らしたり、フラッシュをたくのはやめてください。虫除けスプレーも用意したほうがいいですよ。
 台原森林公園のホタルは、週末頃が、ちょうど見ごろです。台原森林公園の駐車場は、9時30から18時30分の間での利用可ですから地下鉄(旭ヶ丘駅)か100円パーキングがいいですよ。駅を降りすぐ下に降りると台原森林公園に行けます。出て右奥に行くと小川がありそこにホタルがいます。仙台・旭ヶ丘ホタルとメダカの会の情報ですと7月10日から15日くらいまで飛んでいるだろうとのことでした。自然に包まれた暗がりの中を歩くのは、幻想的な風景でした。このホタルを絶やさないためにゲンジボタルのエサであるカワニナを増やすためにキャベツを毎日与えているそうですが、このボランティアを募集中!だそうです。
ホタルを養殖した幼虫を放流することは、初期段階では有効な手段ですが、その幼虫は、守られた環境で育てられたため弱い可能性もありますし同じ親から生まれた幼虫が多くなりから遺伝子が、似ているために問題が発生した時一気に絶滅する恐れを高めます。   
ホタルを増やすことよりホタルの住みやすい環境を作ることが大事なんですよ。人間の子供が良く育ってほしいなら社会と言う環境をどうすればいいのか?社会全体で考えなければならいことに気付かされますね。
次回の7月14日(金)は、蝉についてお話をしましょう。

第187回ペットにまつわるエトセトラ

H29年6月9日(金)朝、TBCラジオに生出演(187回目)してきました。お題は、ホタルの光について!
日本では、約54種類のホタルがいます。一生の大半を水中で暮らす水生ホタル(ゲンジボタル・ヘイケボタルなど)は、数が少なく一生を山や野道で暮らす7種類の陸生ホタルがほんどです。
実は、ほとんどのホタルが成虫になって光らないことをご存じでしたか?陸生ホタルは、卵や幼虫の頃は、光りますが、飛ぶようになると光りません。
ゲンジとヘイケは、卵から成虫まで全ての生態で発光するという世界的にも大変めずらしい貴重な種なのです。

ホタルの光は、1/f α(アルファハ)といってこの世の中でいちばんやさしい光です。
ホタルの光を見た人は、リラックスでき幸せにつつまれケンカなどしなくなるそうですから大切なや人や家族で眺めてホタルの光を見るのもいいでしょう。自然の力は、偉大です。(笑顔)
次回の6月23日(金)は、ホタルについてパート2をお話をしましょう。

第186回ペットにまつわるエトセトラ

H29年5月26日(金)朝、TBCラジオに生出演(186回目)してきました。お題は、犬は、嫉妬するか?答えは、犬も嫉妬します。

犬の嫉妬の行動は、オシッコ、うんちを突然、粗相をするようになったり 飼い主のお手や待てなどの指示を聞かなくなったりします。ぬいぐるみを振り回したりもします。嫉妬の対象は、飼い主さんがよく手に取るものでテレビのリモコンを隠したり新聞を読んでいるとその上に乗ったりします。
この嫉妬を起こす原因は、生活環境の変化です。新しいペットが家族の一員になったり飼い主に赤ちゃんが生まれたりした時、愛犬は、疎外感を浴びて嫉妬するのです。
嫉妬を解決するには、飼い主の飼い方に問題があることも。過度な愛情表現を控えることも大事です。ダメなことは、ダメと言うことも大切ですが、何度も叱ることは、構ってもらっていると思いエスカレートすることもあるので気をつけましょう。そうならなら為には、その行動に対して無視することをお勧めします。善い行いをした時は、心から喜んであげましょう。それが愛犬にも伝わりますよ。

私達の感覚ではヤキモチを妬いくことは、可愛いとも思えますが、今の状況が何故起きているのか?これからどうなるのか?わからない犬にとって大きな不安である精神的にもとても辛いものなんだと認識して愛犬に対応してあげたいものです。
犬に寄り添う気持ちが、大切です。

次回の6月9日(金)は、猫は、嫉妬する?ついてお話をしましょう。
            

第185回ペットにまつわるエトセトラ

H29年5月14日(金)朝、TBCラジオに生出演(185回目)してきました。お題は、犬が、糞をした後、土を蹴り上げる訳。
答えは、犬のマーキングです。糞をした後、土などを勢いよく蹴り上げることで足の裏にある肉球の間から分泌されるにおいを地面にこすりつけ、糞と共に自分のにおいをアピールしているのです。
この行動は、自己顕示欲が強いオス犬に多いのですが、メスでも土を蹴る犬もいます。大人しい子は、行わない行動で個性の一つです。

犬は、他の犬の尿を嗅いだだけで 犬種、性別、体格、年齢、強さ、性成熟度までわかると言うのですから驚きです。
人は、視覚から大きな情報を得て生きていますが、犬は、嗅覚から大きな情報を得て生きています。
視覚は、その時の情報だけで嗅覚は、バームクーヘンのように層になって時間経過を知ることができるのです。
犬が、電信柱の匂いを嗅ぐのは、私たちがそこでビデオを観ているようなものなのかもしれません。(笑)
そう考えると飼い主と愛犬は、同じ場所を一緒に過ごしてはいるのですが、全く違う世界を歩いて入いるといっても過言ではないかもしれません。

匂いをかがせることは、犬にとって自然な行動ですが、だからと言って好き勝手に行わせるのは、飼い主の指示に従わなくなったり草むらの中に入って拾い食いしたりと問題行動につながります。
散歩は、排便や排尿、においを嗅がせることが散歩の目的ではありません!散歩をすることで飼い主との楽しい時間を共有することが大切なのです。

次回の5月26日(金)は、犬は、嫉妬するか?ついてお話をしましょう。

第184回ペットにまつわるエトセトラ

H29年4月28日(金)朝、TBCラジオに生出演してきました。お題は、うさぎに好かれるには?
うさぎに好かれる人には、野生のうさぎが、どんな生活をしているのかを知ることが、ヒントになります。
うさぎは、群れで生活する動物ですが、繁殖期や子育ての時期以外は、お互いの関係を多く持ちません。うさぎ同士がじゃれたりお互い毛づくろいもしないそうです。
そんな訳で野生の中での巣穴は、安全な場所と言う意味合いが強いのです。静かな安全な場所を好むのです。

そんなうさぎの性格ですから嫌う人は、かまいすぎる人。この辺は、猫と似ているかもしれませんね。体を異常に触ってきたり大声を出して驚かせるような人を嫌います。
うさぎが、好む人は、上手に放っておいてくれる人。無理に抱こうとしたりせず、うさぎのことをエサが欲しいのか水が欲しいのか察してあげて行動してくれる人が大好きです。
そして自由に部屋が散歩できるように時々、ケージから出してくれる人を好みます。パソコンや電話の線は、噛み心地が、いいらしく見ていいないと切られることがあるのでシッカリみていることが大切。感電する恐れもありますから気をつけてあげましょう。
うさぎと仲良くなるには、優しく接してあげて安心だとわかってもらったら なでてあげたり 恐くないように上手に抱っこしてあげることができたらうさぎも心を開いてくれるでしょう。そうなったらかわいさも倍増ですね。
次回の5月12日(金)は、犬が、排便後、土を蹴る訳ついての話をしましょう。

第183回ペットにまつわるエトセトラ


H29年4月14日(金)朝、TBCラジオに生出演してきました。お題は、うさぎの耳は、何故長い?のお話でした。
うさぎの耳の長いのは、周りの音をしっかりいち早く危険を察知し逃げるため。そしてもう一つの機能として耳からの放熱で体温を調節しているのです。うさぎの耳にはたくさんの毛細血管があり、それらに風を当てることで血液を冷やし、体温が上昇しすぎるのを防いでいるのです。
敵に追われて逃げる時、耳を寝かせたほうが、逃げやすいですが、大きな耳を立てたまま走り続けます。理由は、逃げる時こそ放熱させるから。ちなみに、うさぎの走るスピードは時速約70キロ。戦う武器を持たないうさぎは、何かあれば逃げることで生き延びてきたのです。

ベルクマンの法則とは、例えばうさぎの体が、大きいほど体温を維持していくのに適しているので寒冷地方のうさぎは、大きいと言う法則です。
アレンの法則とは、放射熱を発散する必要性から寒冷地に行くに従って耳が、小さくなる法則です。
うさぎに限らず動物の体の大きさや耳の大きさをみるとどんな気候に住んでいるのかが、わかります。そんな相関関係を知って動物をみるのもおもしろいと思います。
次回の4月28日(金)は、うさぎに好かれるには?のお話をしましょう。

038プレス4月号のペットにまつわるワンダーランド

第6回は、過程の中に幸せの果実が!
ラットにレバーを押すとエサがでるように教えてその後にレバーを押さなくてもできる状態を作った場合、それでもレバーを押すか?と言う問題です。
押さないでエサをとるラットもいるのですが、レバーを押してエサをとるラットの方が、多いと言う結果でした。
エサをとる過程の中でいろいろ学んだラットが、生き残っている証拠なのかもしれません。過程の中で知ることの価値が重要なことだと教えられているきがしますね。