レオナール・フジタ展

090602reona-ru-fujita6月2日、北法人会の広報委員会へ出席した後、その足で 仙台メディアテークで開催されている(平成21年4月26日~6月7日)レオナール・フジタ展へ行って観てきました。

この日は、天候もよく 定禅寺通りの青葉も綺麗でした。
会場は、火曜の平日と言うのに 老若男女が、たくさん来場されていました。人気が、あるんですね。

絵心を ほんの少し持っている私(笑)も 今回の展示会(フジタさんの絵)が、気になっていました。
乳白色のなんとも言えない肌の色が、特徴なんでしょうか?私は、この色が、とても印象深かったです。
そして 女性のそばにいる猫。猫の絵に興味をもっている私は、思わず見入ってしまいました。(笑顔)

なつっこい猫にも 野生の血が、流れている!そんな猫が、好きなフジタさんだけあって 描き方にも そんな所が随所に出ていました。(怒る姿やたてがみを上げている姿。目の表情などなど)
今回観て来て 目の描き方や猫の輪郭の塗り方も参考になったので 試しに まねて描いてみようと思っています。出来るかどうかは、別にして‥

絵を見ているだけで 何故か、フジタさんの心を触れているように感じれるのは、ある意味 不思議ですが、私には、それが、とても 心地良かったです。
やっぱり 絵っていいもんです。それは、描いている人の気持ちが、伝わるからなんでしょうねぇ。

多くの人が、同じ風景や人物を見ていても 実際 人の目を通して 脳に入ると昇華され 見ている視点は、違っている!そんな事が、今回のフジタさんの絵を通して知ることができました。
感じ方は、人それぞれなんだと 最近 よく思うようになりました。

フジタさんは、子どもの絵も たくさん 描かれていますが、その子ども達は、実在しているわけではなく 今まで見てきた子ども達のイメージを描いたものだと説明文に書かれていました。
イメージが、克明に脳裏に焼きついているのは、凄いです。私には、とても まねできません‥。
まるで 山下 清さんのよう‥と思っちゃいました。