第53回ペットにまつわるエトセトラ

111107yuka-faiba今朝は、おやつがないとお手をしない訳についてですが、その前に 今年の人気商品を紹介しましょう。
ユカファイバーと言う商品で マイクロファイバーを使用することで 犬や猫の体温を利用して温かくなるという優れものです。
電気する床マットは、低温火傷の心配がありますが、これは、大丈夫なのでお出掛けでも安心です。
そして何より 電気代(ランニングコスト)が、ゼロというのが、嬉しいですよね。
ちなみにお値段 Sサイズ 25cm×35cm 945円(税込)Mサイズ 30cm×45cm 1155円(税込)です。

さて 本題です。 おやつがないということを聞かない訳。

当店を利用されている飼い主さんで ちょうど1歳になるダックスを飼われているのですが、その子が、最近、おやつがないと オスワリやフセなど基本的な指示もおやつ(ごほうび)がないとしなくなったと聞きました。

犬をしつける上で たべものやおもちゃを動機付けとして利用するのは、効果的な方法です。しかしこの方法は、しつけの初期段階やどうしても覚えにくいしつけなどで多く使われるべきです。
しつけが、進行するにつれて 動機づけも ごほうびから飼い主への服従心や尊敬へと移行することが望ましいのです。
そうすれば しつけの練習 そのものが、コミュニケーションとなり 犬も家族もしつけを楽しむことができるのです。
このケースは、ごほうびをもらうことに関心があり飼い主から指示をもらうことにうれしいとは、思っていないのが原因です。

そこで 命令に従うしつけは、しばらく中止し 犬を無視します。すると犬は、その変化に気づいて 少し不安になります。そうなったところで しつけの再開です。

ごほうびとしてのおやつを与えるのはなく しっかり ほめてあげることごほうびにします。

しつけを中断している間 犬は、家族に無視されてさびしさを感じていますから ほめられることに関心が、向くようになります。ごほうびをあげるのは、数回に1回程度にし 出来たら 心を込めてほめてあげれば それで十分 犬は、嬉しく思うようになります。

わんちゃんと良いコミュニケーションが、取れると楽しさも倍増しますから 犬のことを良く知って よりよい関係を築きましょう。
参考文献 新しい犬のしつけ方 高橋書店
次回は、11月21日(月)です。お楽しみに!