第100回ペットにまつわるエトセトラ

131025tbcH25年10月25日(金)は、人間の仕事を動物と言う観点からお話しましょう。
私が、この番組に出演させて頂いてから今回でちょうど100回目になります。
H21年10月5日 1回目犬って不思議な動物?(犬は、人間と群れる)と言う話をしたのが、第1回目であれから丸4年。もう今では、5年目に入ったんですね。(早っ)
こんなに長くお話を続けさせて頂き感謝です。これからも旬のお話を交えながらお伝えしたいと考えていますのでよろしくお願い致します。今朝は、100回記念なので生き物と言う観点から人間の仕事についてお話しましょう。
仕事って何の為にするのだろう。と言う問いにお金をもらい生活するため。これが、なんてったって一番だと思います。もちろん私もです。(笑)でもね。
今、中学校や高校で職場体験といって各企業に実習に伺うことになりましたね。私の頃は、無かったですが…子ども達に将来、どんな仕事に就きたいか?就いてみたいか?を考えさえ実際、働くことを体験してもらうと言う実習なんだと思います。働いた中でそれぞれが、感じとり将来を現実に近づけるのは、とても大切なことだと思っています。
でも 学生にこれから働きたい職業は?と聞いてもキッパリ答えられる生徒は、少ないだろうと思います。私もいろいろなこと考えていた気がしますしでもそれは、単なる思いつきのことだったのも多かった気がします。何故?仕事探しが、難しいか?その答えは、私たちの今まで時代が変わったせいなのかもしれません。
さて人間の生き方の歴史を遡って話してみましょう。
約38億年前に生命が誕生。300万年前に人類が登場。それまで樹上生活していたサルが、草原に出て人類の祖先になったのです。
人類が、登場して以降、200万年前から1万年まで長い間ぞっと、狩猟採集生活で人類は、暮らしていたのです。獲物を狩り 木の実などを探し求める生活です。
そして1万年前に農耕が、発明され定住できるようになり爆発的に人口が、増えるようになりました。1万年前と言えば縄文時代。とても古い感じがしますよね。
でも人の1世代は、20年と言われており 1万年前とは、500人の親をたどると行ってしまうのです。昔の仕事は、武器を作る人 獲物を捕らえる人 それを料理する人などなど その人が、得意をすることをみんなに認められ生き抜いてきました。これを簡単に言えば 生きていくためのすべき仕事と言うことです。18世紀後半に起きた産業革命によりさらに劇的に時代が変わりここ数十年で仕事の考え方も変わってきていると思っています。
今は、すべき仕事ではなく自分らしさがみえるその人自身が「したい仕事」に変わってしまったのです。
ですから 今の子ども達は、したい仕事を探すと言う今までには、無かった問題に直面しているのです。

さて したい仕事を探すヒントです。盲導犬は、何故?働くのでしょう?犬は、美味しいお菓子をたくさん食べれるからとかお腹いっぱいフードを食べれるから働くわけではないです。飼い主が、喜んでくれるので犬も嬉しいと思い働くのです。利他の精神なのです。
誰かのために頑張ることは、自分の力を大きく発揮することができるのです。
ペットとして飼われている犬は、人間で言えば失業しているのと同じです。せめて お手やおすわりをさせて喜んであげることが、犬の生きがいにもつながります。
私たちも周りの人のために働いて喜んでもらえること。それが、自分自身の幸せ。しいては、社会の全体の幸せにつかがるんだと思います。

参考 生きづらさはどこから来るのか?石川 幹人 ちくまプリマ―新書
次回の11月8日(金)これから(秋)に気をつけたいこと(101回目)お話をしましょう。

今日の川柳のお題は、読書。チャンピオンが、勝ちましのでこれで2週連続です。
バス電車、むかし読書で 今スマホ ラジオネーム かわやなぎさん

時代は、劇的に変わっているのを感じますが、私としては、本の質感を感じながら読むのが一番いいと思っています。
私も古い人間になったのでしょうか?私としては、子ども達には、これからも書籍から物事を学んで欲しいなぁ。

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