第114回ペットにまつわるエトセトラ

140522tbcH26年5月23日(金)犬が甘噛みする訳(114回目)を今朝、話してきます。
先日、当店にプードルの生後3ヶ月の仔犬を飼われている飼い主さんが、来店されて 歯がかゆいので甘噛みしているのでかませるおもちゃが、欲しいと聞きました。

私も仔犬の頃、犬は、歯がかゆいので噛むことがあると聞いたことがありますが、そういう理由ではないことを知りました。
私たちの子どもが、歯が、生え変わる時、かゆいから噛むと言うことがないですよね。

始めて飼われた飼い主の悩みの一つです。最初の頃の子犬の甘噛みは、かわいい!って感じですが、どんどん噛む力が強くなってきて 正直怖いと感じるほどと聞くことがあります。
確かに生後3か月を過ぎたころには、噛む力が強くなってくるんです。噛む理由は、狩猟本能。
狩猟本能の働きで常に何かを噛もうとします。
人間の子どもの場合は、口でその物の感覚を受けとめて、手で触りどんなものかを知ります。

金魚などの魚は、何でも口に入れてみて食べれるかどうか判断し食べられないと感じれば吐き出すのです。人間の赤ちゃんも何でも口に入れようとするのですから親にすれば気が気ではないですね。
犬は、噛むことで口の使い方を学んでいるともいえます。

最初は、あまり痛くなくとも徐々に強くなり痛くなってきます。その場合、痛いと言う事を犬に知らせる必要があります.
『痛い』と声を出す事です。次にその行為が不快な物で相手から拒否される事だ、または反撃される事だと認識させる事です.

拒否されると認識させる事が、無視することが効果があります。

次回の6月13日(金)すりこみ論について(114回目)お話をしましょう。
参考文献 もっと知りたい いぬの気持ち PHP