第102回ペットにまつわるエトセトラ

131122tbc今日、H25年11月22日(金)は、冬に気をつけたいこと(猫編)(102回目)お話をしましょう。前回、犬の飼い方冬編をお話しましたが、今回は、猫について お話ししますね。

室内飼育している猫の環境は、湿度が30%から70%、室温18℃から29℃くらい冬の水分摂取に注意してあげましょう!猫は、砂漠出身と言うこともあり 身体から出て行く水分を節約するために濃縮したオシッコを排泄するんです。このため水分の取り方が少なくなり、尿道結石や膀胱炎などになりやすいです。尿道が長いオスは、メスよりなりやすいですから気をつけましょう。トイレに入ったまま出て来ないことがあれば病院へ行き診察してもらいましょう。

あまり飲みたがらいない猫にどうやって飲ませるか?新鮮な水をいろんなところに置いてあげて飲みたい時にすぐ飲める状態を作っていあげる。トイレを清潔にして排尿をしやすい環境にすることも大事です。また 缶づめをあげるなどウエットタイプの食事から水分を与えてあげることもいいでしょう。

猫は、砂漠にいた動物だったので寒さに弱いです。ペットヒーターなどを用意することをおすすめしますが、床に置くペットヒーターの場合は、猫が、熱いと思った時には、逃げられるようにしていおくことが大切です。

幼猫やシニア猫は、ヒーターマットの上に上がったまま熟睡し低温やけどをすることがありますから吊り下げタイプにヒーターをお勧めしています。

寒さ対策で部屋を暖めると部屋が乾燥しウイルス性疾患も多くなる時期です。換気をするなど湿度にも注意してあげましょう。この時期は、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カルシウイルス感染症など多く発症しています。予防ワクチンで防げますのでお近くの動物病院へ連れて行きましょう。

参考 犬のしつけと飼い方 西東社

次回の12月13日(金)フェレットやウサギなど小動物の冬に気をつけたいこと(103回目)お話をしましょう。

今回の川柳のお題は、『冬支度』

勝者の川柳

紅葉の衣装を脱いで 山眠る

山野 彼方さんでした。