第57回犬を飼う上で冬に気をつけたいこと

120116tbc今朝は、飼い主が、犬を育てる上で冬に気をつけたいことをお話します。昨年の最後で犬や猫の風のような症状は、感染症の可能性が高いので自然治癒しにくいので 是非、動物病院へ連れて行ってあげて欲しいといいましたね。
冬はワンコの抵抗力が低下し、病気に感染しやすくなります。重いウイルスも低温・乾燥を好む為、冬になると感染力を増します。お部屋の中も暖房で乾燥してしまうと あまり良くありません。ですので加湿器を設置したりするのもいいと思います。

それと 秋は、食欲の秋(自分の体を温めるもととなる脂肪を蓄えるため)と言って つい食べ過ぎて太ってしまうので気をつけてとお話したことがありますが、実は、冬も太りやすいので気をつけましょう。
人も正月は、普段と違う生活で 食べ過ぎたり飲み過ぎたりして太ってしまいます。(笑)

現代は、外飼いの犬より室内飼いのワンちゃんが、多くなっており 暖房の効いた快適な室内で過ごす犬にとって 体温を上げるために必要なエネルギーの消費も少なく、蓄えた脂肪が体についたままになってしまいます。なので季節に関係なく今まで同様、食事管理はしっかり行ってください。冬だからといって、食事量を増やす必要もありません。

お散歩は、寒いから やらないということですなく 是非 取れ出して欲しいと思います。
突然連れ出すと 筋肉が、固まっていることもあるのでマッサージなどしたり 短毛種は、洋服を着せて連れ出すのも一考です。
天気のいい日などは、太陽の光を浴びることも大事なので 老犬などは、抱っこして 連れ出しも効果があります。
一緒に ストレス発散してみては?

それとこの時期よく使用するペットヒーターですが、最近ではコードレスのものや色んな種類が出てきましたね。カーペットタイプのペットヒーターは、必ずヒーターのあたらない部分もサークル内に確保するということ。ワンコが暑がっても 避けられなければ低温火傷などにつながりますから気をつけましょう。
そう言う意味では、あまり温度が、上がらないマイクロファイバーのものや湯たんぽなどが、いいですよ。
次回の 平成24年1月30日(月)です。お楽しみに!