第31回ペットにまつわるエトセトラ

101101tbc今、TBCへ出演して来ました。補足もつけて書いています。

今日は、シャンプー前のブラッシングが、大事ですよ~と言うお話。

特に多いのが、初めて犬を飼われた人で ブラッシングをしないで 洗ったために 毛のもつれのひどい常態である毛玉と言うかフェルト状態になってしまって 困りはて 犬の美容室に連れてこられる方が、います。
今、人気のプードルのような長毛種(マルチーズ・シーズー)で そのまま 洗うと手が つけらないほど大変になることがあります。

換毛期があるタイプ。(毛が、抜け変わる犬種)例えば シェルティやゴールデンレトリバーなどでも ブラッシングしないで 洗いますと 乾かす時に 下毛が、抜け出し 部屋中に柔らかい毛が、舞ってしまい ドライヤーで乾かした後のお部屋の掃除が、大変になったり お風呂の配管が、詰まる原因にもなりますから注意しましょう。

そして 毛が、ガチガチのダンゴ状態になってしまってから 飼い主さんが、当店に連れて来て
上のほうにある毛玉だけ 切ってもらっていいから‥と言われることがありますが、毛玉は、皮膚の根元からできており すべてを 解(ほぐ)してからでないとスタートできません。

毛玉を ほぐす器具としては、スリッカーブラシを使用します。
このスリッカーブラシは、毛玉をとるのに便利なのですが、針金状なので 無理やりすると皮膚に傷をつけ 皮膚が、赤くはれることもありますから気を付けてください。
大きな毛玉を見つけた時、はさみで切ってしまおうと考えがちですが、気をつけてください。
皮膚ごと ついていることに気付かず 切ってしまい 即、病院行き!なんてこともあるときいたことがありますから‥

飼い主さんが、毛玉の状態のまま シャンプーしてしまうと シャンプー剤が、残ってしまったり 皮膚に新鮮な空気が、通らなくなり 皮膚病を誘発することがあります。
ひどい毛玉取りをすると 時間にして 1人のスタッフが、3時間~5時間かかったりすることもあります。
あまりにひどい状態の場合、バリカンを使用して丸刈りを おすすめしています。
犬に負担が、かからないこと そして 毛玉をとっても 元の状態の毛に戻れる訳ではなく やはり 一度 全てをバリカンでカットして リスタートさせた方が、毛の状態にも良いからです。

飼い主さんの中には、いつも毛玉だらけにして その度に愛犬を裸にすれば いいと考えていらっしゃる方もおられますが、この考えは、危険です。
何故なら 毛玉の状態が、日常になると 皮膚が、弱くなり バリカン負けを起こし 皮膚が、赤くただれたり 突然、裸にされることが、ストレスを起こし 食欲不振や下痢などを起こし 動物病院へお世話になることもあるからです。

こうならないためにも 日々、ブラッシングをしてあげましょう。
そうすることで 皮膚の新陳代謝も促されます。
散歩の後などでブラッシングをし 体の異常はないか確認しましょう。優しく声をかけながら観察してあげることは、まさに動物の世界の「毛づくろい」なのです。
言葉を持たない動物にとってこうしたスキンシップこそ最高の愛情表現になります。
こういう行動をすることが、愛犬との絆を深めることにもつながります。

さぁ。あなたの愛犬もブラッシングしてあげましょう。