第190回ペットにまつわるエトセトラ

TBCラジオに生出演(190回目)。お題は、プレーリードックの生き方ついてお話してきました。北米が原産のプレーリードッグは、ドックと言っても犬ではなくリスの仲間。その名前は草原(プレーリー)の犬(ドッグ)という意味で、草原地帯に穴を掘り群れで生活をしており、仲間に危険を知らせる際の鳴き声が犬に似ていることから名づけられました。
野生のプレーリードッグは、一夫多妻制で複数の家族で暮らしています。地下にトンネルを掘り巣穴で生活しています。家族同士は、毛づくろいしたり抱き合ったりキスをしたりして集団生活をしているのです。活動時間は主に昼で、日中は地上で過ごします。
プレーリードックの群れの頭上にタカが接近するとそれに気づいたものが、甲高い声を発し 群れ全体が一目散に穴に逃げ込みます。甲高い声は、近親者や自分の子供がいると3倍の警戒声を発するそうです。このように群れを守ろうとする行動が、群れを存続させ生き残ってきたのでしょう。
私達人間もコミュニティーの中で生きる動物ですから周りの人と助け合って生きて行かなければ大きな幸せは、つかめません。町内会活動や多くのボランティア活動に積極的に参加して住み良い社会のしたいものです。
次回の8月11日(金)は、猫の嫉妬についてお話をしましょう。

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