今は、ドックフードで与える人が多いですし柴犬だってシャンプーするのが当たり前になりました。
その上、動物病院の治療も進み犬も長生きできる時代になりました。
健康で長生きする為には、歯のことも考えてあげなくてはならな時代なのです。
犬の歯は、人間より多く42本もあります。犬の歯の根っこはとても深いので例えばダックスが、歯周病になると歯の根っこが問題になり歯石で頬を貫通し穴があくこともあるので気をつけたいです。
犬が、虫歯になりにくい訳は、口の中にいる酸性を好む細菌で虫歯が起こりますが、犬の口の中は、アルカリ性なので虫歯のもとになる細菌が繁殖しにくいこと。
唾液に含まれる炭水化物を分解するアミラーゼを犬は持っていないので口の中に糖が残りにくいこと。
ヒトの歯は臼状で表面に溝がありこの溝に食べたものの残りかすが付着しやすいですが、犬の歯は裂肉歯で歯の先端の形がとがっているので食べカスが付着しにくい構造であることの3点があげられます。
しかし 歯と歯肉の境目にカスがたまるから放っておくと歯石になってそれが原因で歯周病になります。
ドックフードは、栄養面では、良かったですが、歯石が、付きやすくもなったのです。
犬の歯周病は心臓疾患など様々な深刻な病気と関係が深いことが分かっていますので犬にとって歯のケアが、大切です。
そこで次回は、犬の歯ミガキについて話しましょう。
次回の5月25日(金)は犬の歯のケアについて話しましょう。