第215回ペットにまつわるエトセトラ

8月10日(金)朝、TBCラジオにペットの話で生出演してきました。お題は、ノミについて

ノミは、犬や猫、人間などの恒温動物に寄生して吸血しながら生きていてノミの活動は、7月から9月の夏の時期は活動活発になります。

人間もノミに刺されます。かゆみは強く数日間続きます。アレルギー症状もお越すことがあります。

犬や猫にノミが寄生しているかの見分け方は、赤黒っぽい色のフケのような塊があったら濡れたティッシュの上に置いてみて塊が濡れたティッシュに赤くにじむようならノミが吸血した血液を含んだ糞ですからノミがペットに寄生しています。

ノミを見つけた時に行う対策は、 捕まえたらつぶさずにガムテープにつけるか 洗剤を入れた容器に入れるか 燃やしてください。ノミをつぶすとお腹の中の条虫や卵が、はじけ、 ノミのライフサイクルを早めることになり最悪なことになります。

ペットについたノミの駆除方法は、犬や猫の首の後ろに滴下薬をつけるタイプがあります。寄生しているノミを24時間でほぼ100%駆除できます。その効果は、1ヶ月ですから毎月、継続することが大切です。

部屋の駆除には、煙を焚くものがありますが、それが効くのは、成虫だけで卵や幼虫、蛹を殺すことができません。

そこで次世代のノミが成虫になった頃にもう一度、行えばいなくなると思いますが、卵が孵化する時期や蛹の時期が、まちまちでなので根気よく清掃していくことが、大切になります。ノミにとって環境が悪い成長しないのです。
ノミの生き残る知恵、恐るべしなのです。
次回の8月24日(金)は、ダニについて話しましょう。