今、H23年2月7日 東北放送ラジオに出演して来ました。(笑顔)
今朝は、ペットロスについて お話しをしてきました。
ペットロスは、そのまま 訳せば「ペットを失うこと」 心の病気のように誤解されていることがありますが、それは、違います。ペットの死を迎えた飼い主に ごく普通に 訪れる感情です。
家族や身内が、死んでしまったら 誰もが、悲しいもの。
かわいい愛犬が、死んでしまったら 悲しんだり泣いたり落ち込むのは当たり前。
悲しみの表現は、人それぞれ 犬種やサイズ 犬の年齢による悲しみの差は、ありません。
悲しみが、深く現れるケースは、女性のほうに多く見られるようです。これは、家でペットと過ごす時間が、長く かかわっている時間に比例しているのかもしれません。
女性のほうが、人前で泣いたり 感情表現をしやすいことも 気付かれる要因かもしれません。
ですから 男性でも ペットと深くかかわっている場合 思い入れは深いでしょう。
悲しみの表現には、個人差があり 感情が、表に出るかどうか 長引くかどうかは、いろいろ違います。
現代は、核家族社会 祖父母の死別体験など 死への実感、体感がないことも悲しみを大きくする要因かもしれません。
ちなみに ペットロスは、犬の死後から始まるのではなく 癌など 不治の病で「もう助からない」とわかった時から 始まっているそうです。
ペットロスを増幅させる要因として考えられる事は、愛犬の死後 「かわいい愛犬を救ってくれなかった」と言う怒りが、獣医師や病院のスタッフに向けられることもある。
医療に関しての後悔や自分としては、もっと こうすれば良かったのでは?と考え自分の行動を否定してしまうことで罪悪感を持ってしまう。
担当医などと よく相談(インフォームドコンセントの徹底)することが重要です。
ペットロスを軽減するには、悲しみを共有できる友人や知人をもつことも重要です。 愛犬やペットをなくして悲しみにくれることは、特別なことではありません。ただ 周囲の無理解などで最初に つまづくと ペットロスの長期化や 心の病に進行してしまう可能性があります。
一緒に泣いてくれる犬友人 あるいは、同じ悲しみを経験した人、信頼できる獣医師や動物看護師 ペット関連の職業(トリマー)の方々に会って話をしてくるのもよいでしょう。
会社の人など周りの人の気遣いも大事です。ペットごとき!などと軽く対応しないで 相手の身になって 有給休暇を取得させるなどの行為も大事になりますから 社長の皆様 よろしくお願いします。