宮町商店街振興組合 新年会

令和2年1月8日(水)午後6時30分から仙台東照宮にて新年祈願祭を行った後、参集殿にて宮町商店街振興組合の新年会が行われました。仙台市経済局や仙台商工会議所、宮城県中小企業団体中央会など来賓の皆様にも参加頂き組合員、賛助会員も含めて総勢38名のにぎやかな新年会となりました。
理事長である私からの話は、子年にちなんでハダカデバネズミの話をさせて頂きました。
ハダカデバネズミは、体長は10㎝位で体中、毛がなく大きな前歯が突き出しているブサ可愛いネズミです。アフリカのケニアなどで地中にトンネルを掘って住んでいます。
ハチやアリのように女王がいて巣を守るソルジャー、餌を集めたり子供の世話をするワーカーと言った分業化があることを新社会性と呼びますが、ハダカデバネズミは哺乳類には珍しいこの新社会性で暮らしています。
ハチは、1回に数十個から数百個の卵を産みますが、このネズミは、年4回~5回繁殖し1回の繁殖で10匹程度の出産なのでハチの子供には、遠く及びません。
それを解決する為に染色体のテロメアを退化させることで老化しないようにすることで長寿を手にいれ数を補えるようになったと言われています。
通常3年位のネズミの寿命ですが、平均で15年位。長生きした記録では、30年近くも生きたそうです。人間で換算すると250年から500年生きる計算になりますから人生観が激変するでしょうね。(笑)
しかし老化しないと言っても事故やガンなどの病でも無くなります。高齢になると病気になる確率があがりますが、このネズミは、こどもの時に病気が発症する同じ確率で病気などにかかり死んでいくのです。
したがってこの世に生まれてきた動物は、すべていずれ死が待っているんです。

そこで考えてほしいです。すでに亡くなった方に再会ことはできませんし100年後に生まれる赤ちゃんに会うこともできません。でも今、全世界で生きている人には、会えることは可能でしょうか?77憶人に会うには、5歳~100年かけて会う時間が取れたとして(寿命105歳)1日12時間会い続けたとすると1分間で30人の人と出会わなければなりません。国内の人に会おうと思っても1分で4.8人の人と会い続けなければなりません。
私達が、今こうして出会っている皆さん。今年、これから初めて出会う人は、奇跡だと言うことなのです。
そんな出会いに感謝しつつ、今年一年を楽しく過ごしましょう。
新年会では、新会員や新賛助会員の皆様の紹介やビンゴゲームも催されました。

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