グルーミングでのカット

0711katto.jpg当店でグルーミンング(シャンプー)と言うと 前述していた耳掃除・シャンプー・爪切に これから述べるカットが、含まれます。

はさみで カットする場所は、肛門のまわりの毛をカット。(糞がつかないように!)内股の中央の毛をカット。(尿が つきにくくなるように!)足の裏の毛をカット。(ワンちゃんは、体に汗をかきません。温度調節を呼吸と足の裏で行なうので ここに毛があると じゃまになります。)足まわりを きれいに カット。ひげを 切り。(日本犬は、基本的に切りません。)
この作業は、ワンちゃんの全身を 触ることになり 体の異常の発見にもつながります。
グルーミングは、できれば 月1回~2回 行なっていけば ワンちゃんの健康維持にも つながりますので 是非 定期的なご利用をお待ちしております。

当店では、これに 体全身のカットを入れると トリミングと言っています。

小野寺さんちのぺキニーズ

071206onodera-peki.jpg小野寺さんちでは、ペキニーズを2匹 飼われています。ホワイトのペキが、はなちゃんで もう一匹の方が、ももちゃんです。

はなちゃんは、おっとりしていて 素直な子って感じなんです。ももちゃんは、やんちゃで 元気な明るい子です。一緒に飼われているのに こんなに違うんだから 持って生まれた性格もあるんだろうなぁ。感じる位 個性が、違うんですよ。

はなちゃんとももちゃんの似顔絵を描いて差し上げてきたんですけど 実は、小野寺さんちのおばあ様は、日展などに大きな油絵の作品を発表されるほどの方なので ちょっと迷ったんです‥

でも 気持ちだから いいか!?と思い 差し上げたら ご家族の方々に皆さんに喜んで頂けました!(ホッ。)
喜んで頂けるのが、私の明日の力になっています。(喜び!)

爪切り

0711tume-kiri.jpg長時間のお散歩をしていれば(コンクリートなどの堅い所)爪は、削られるのですが、そうでなければ 爪は、伸びてしまいます。

フローリングなどを歩いていて カチッ!カチッ!と聞こえたら 爪切りの時期と思ってください。
爪が長くなり過ぎると 爪が、折れたり 曲がったままの状態での生活となり 骨自体から曲がることもありますから 気をつけて 見てあげましょう。

お散歩をしていても 狼子(ろうし)は、伸び続けますので気を付けて見てください。
狼爪は、足の内側のやや上に はえている為 伸びると まき貝状になり 犬自身を刺してしまうことも ありますから‥

犬のドライイング

0711doraiya-.jpgシャンプーが、終わりましたら しっかり すすぎ タオルなどで しっかり 拭き取りドライヤーで乾かします。

ブラッシングしながら ワンちゃんが、あつがらない温度で やさしく 乾かすことが重要です。熱で 乾かそうとすると 毛が痛んだり 縮れてしまい犬にとっても 良くないし 仕上がりも 良くなりません。
ドライヤーの風で 水分を吹き飛ばすようなイメージで 行っています。

実は、私たちの髪の毛を乾かすのも その方が、いいんですよ。
この絵で見ると ドライヤーが、近いようですが、実際は、もっと離れて使用しています。

シャンプー

0711shanpu-.jpgブラッシングして 耳掃除をしたら シャンプーに入ります。

当店は、犬専用の上質のシャンプーを使用しています。(メーカー名 ハートランド)

時々、飼い主さんから ご自分のシャンプーを わんちゃんに使用していると聞くことがありますが、刺激が強すぎる為 皮膚病になる恐れもあります。お気をつけください。

当店では、ワンちゃんの毛色や毛の長さに合わせて 液を 使い分けています。
汚れがつきにくい上に 体臭を 抑えるスペシャルシャンプーや 皮膚をよくするリペアメント(トリートメント剤)も 別料金にて ご用意しております。
このシャンプー終わった後 リンスをつけ 痛んだコートに栄養を与え保護し育毛します。

肛門腺を絞るってきいたことありますか?
肛門腺とは、 直腸内の糞を外へ出しやすくする為のグリスのようなものがありそれが、お役済みとなると 肛門腺に たまります。(肛門腺は、肛門のすぐ下あたりにあります。)
その肛門腺を私達トリマーが絞って 分泌物を取り除いてあげます。

おすわりをして おしりを こすっているのは、肛門膿をだそうとしている場合もあります。
肛門腺が まれに 炎症を起こし 爆発してしまうことあり 手術しなければならなくなることもあります。 これが 出ると 気分もよくなり 尾の保持の状態もよくなると言われています。
そういう意味でも 定期的に 肛門腺を絞ることも大切な作業の一つです。

愛犬の耳掃除

0711mimi-souji.jpgブラッシングの後 行うのが、耳掃除です。

耳は、ワンちゃんにとって鼻につぐ 感覚器官。 たれ耳のワンちゃん(シーズー・マルチーズなど)は、特に注意が 必要な犬種です。

当店では、耳の中の汚れや むだ毛を鉗子で取り除いてから イヤークリーナーで 拭き取っています。
大きな汚れをとったとシャンプーをして ドライヤーで乾かした後 もう一度 耳の中を拭き取っています。

もし 耳の中が 悪い場合は、ドライヤーで乾燥させた後 薬を付けています。耳の中の状態が、よくなければ 飼い主にお伝えしています。
そのまま 放置していると悪化し 中耳炎になることもありますので 動物病院への行かれる提案をすることもあります。
トリミングの定期的なご利用は、病状の悪化を防ぐ効果もあるんですよ。

犬のブラッシングについて

0711burassinngu-burogu.jpg今回は、愛犬の美容室での作業の手順のお話をします。ご家庭での愛犬のお世話に役立てて頂ければ 幸です!

美容は、まず 初めに ブラッシングから始まります。コームやスリッカーを使用し 毛を整えたり 毛玉や もつれ毛を ときほぐします。

ご家庭では、あ~。臭くなったなぁ。と感じると 洗うので すぐ シャンプーと言うことになりがち?
でも それは、大きな間違い。柴など 短毛種は、下毛をとってからでないと 毛が、ふわふわ飛んで 大変なことに‥。シーズーやプードルなど長毛種は、もつれをとってからでないと 毛玉が、フェルト状になってしまうことも‥

仕事は、初めが肝心です。しっかりブラッシングしてから シャンプーに入りましょう。
ちなみに ゴールデンなどの大型犬などでは、ブラッシングするだけで2人で1時間なんてことも よくあるんですよ。
ですから トリマーは、腕相撲 強いかも?(笑)

ブラシイングは、血行を よくして 新陳代謝も 促しますので 普段もしてあげると いいですよ。