ペットにまつわるエトセトラ(108回目)

140228tbc今朝、H26年2月28日(金)は、猫が、スリスリしてくる訳(108回目)お話をしてきました。
猫が、飼い主の体にスリスリしてくるのは、マーキングと言って 自分の匂いをつけて安心したい!と言うことです。猫の臭腺は、顔回りや口の両端、あごの下 おでこ 足先 肛門などたくさんありますが、するするするのは、顔周りやしっぽを使ってします。
スリスリされると飼い主が、頭をなでたりしてほめてあげておいしいのを与えられたりすると可愛がってもらえていいことがあると学習し猫のスリスリが、愛情表現の意味合いになることもあります。
猫のしっぽも表現の一つ。大きく振るのは、リラックス パタパタ降るのは、不快感の表れ しっぽを膨らませるのは、怒っている時です。
人は、目は、口ほどにものをいう言いますが、猫は、しっぽは、口ほどにもの言うって感じです。(笑)
次回の3月14日(金)引っ越しするとき猫で気をつけたいこと(109回目)お話をしましょう。
参考資料 ネコの気持ち 西東社

今日の川柳のお題は、「短い」
チャンピオン 今の子は、手足が長く嫉妬する
ラジオネーム 多賀城市の菊田さん
2週連続となりました。

ペットにまつわるエトセトラ(第107回目)

140214tbc今、H26年2月14日(金)、ウサギの目の色の話(107回目)をしてきました。

ウサギの目が赤いのは、わかりますよね。
目が赤い訳は、体に色素をもっていない、毛の色が、白くなります。目にも色が無いため血液の色が、出て赤く見えるのです。ウサギは、人間にはある目の白い部分が、ほとんどなく赤い部分は、黒めの虹彩の色なんです。

同じように色素が、無くて目の赤い動物は、ハツカネズミや白色のモルモットなど実験用やペットとして飼われた動物達です。人間が、飼ってきた動物の中に赤目の動物がいるということなんです。

体に色素のない動物を(アルビノと言われています。もちろん野生でもまれにでることがあるでしょうが、野生では体が、白いため目立ってしまいの天敵に襲われやすく子孫を残すことが難しいのです。

真黄色のインコは、メラニン色素の一部がなくなっており目が赤くなります。
体色が黄色で目が赤いルチノーと呼ばれています。

野生で白いウサギが、目が、赤くないのは、夏は、茶色で冬は、白くなると言う保護色の場合は、メラニンが、無い訳ではないので目の色が、黒なんです。

次回の2月28日(金)猫が、スリスリしてくる訳(107回目)お話をしましょう。

参考資料 ゾウの鼻は、なぜ長い 講談社

今日の川柳のお題は、告白でした。勝者、挑戦者!

ここだけね。饅頭 食べて 前歯欠け!

ペットにまつわるエトセトラ(106回目)

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ペットにまつわるエトセトラ  第2 第4金曜 朝8時30分~

今朝、H26年1月24日(金)は、鳥の膝(ひざ)は、人間と逆に曲がってるいるのか?(106回目)の話をしてきました。

ツルが、片足を上げる時足先が、前の方に曲がるのをみると逆に曲がっていると感じる人が、いると思います。実は、私たちのかかとの部分が、鶴は、ずっと上の方にあるので 鶴は、かかとあげているので 前の方に曲がるのです。

ハト スズメ インコなど 身近な小鳥も同じなのですが、足が、短いので鶴のようには、感じないだけなんです。ペットで飼われている人は、足の関節をジックリみてください。動物の足の関節は、数も曲がり方も皆同じとは、不思議と言えば不思議です。

次回の2月14日(金)ウサギの目は、何故、赤い?(107回目)のお話をしましょう。

このコーナーが、今年9月まで行うことが、決定しました。と言う訳でこれからも よろしくお願い致します。(笑顔)

第105回ペットにまつわるエトセトラ

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ペットにまつわるエトセトラ  第2 第4金曜 朝8時30分~

H26年1月10日(金)の朝、TBCラジオの生放送に出演してきました。

今回のお題は、干支にちなんで馬の話(105回目)お話。明けましておめでとうございます。馬の一番の特徴と言えば蹄(ひづめ)が、一つしかないこと。馬の蹄は5本の指のうち 中指にあたり 他の指は、退化している。中指の爪先だけで立っているのです。

その目的は、肉食獣から逃れるためである。そして水を探し求めるためと言われています。馬は、有蹄類の中でも最も高度化した動物であるとも言われています。

馬の目の特徴 350°も見れる目。そして馬の目の最大の特徴はその視界の広さ!馬の視界は頭の真後ろを除いた350°を見渡すことができます。また、馬の目は単眼視といって左右の目で別々のものを見ることができます。これは馬が野生だったころ、近づく肉食動物たちをいち早く見つけて、走って逃げるために役立っていたと考えられます。

馬は、中指1本にすることでほかの動物にない速さを手に入れました。私たち人間は、大脳の前頭葉が発達しほかの動物に類をみない進化を遂げています。動物には、それぞれに素晴らしい能力を持っているからこそ 生き残っていると思います。
この割合は、人間が一番大きく、高度な脳活動をすることで知られている類人猿も、10%以下しかありません。 つまり、生物学的に見た人間の特徴は、大きく発達した前頭前野を持つ動物である、ということがいえるのです。

私たちもそれぞれ一人一人が自分の突出した能力を見つけ磨くことが、魅力的な人になりより住みよい町になるのだろうと思います。自分の魅力を見つけ出しそれを伸ばしてみると言う年にしませんか?

次回の1月24日(金)鳥の膝(ひざ)は、人間と逆に曲がる?(106回目)お話をしましょう。 参考資料 内科医から見た動物たち 講談社

第104回ペットにまつわるエトセトラ

131227tbc昨日、H25年12月27日(金)TBCラジオに出演して来ました。お題は、歌と言葉の始まりについて

コミュニケ―ションは、視覚、聴覚、触覚、嗅覚などの感覚器によって得ることができていてこれは、動物によって重要性が異なります。人間は、視覚が、とても重要ですが、夜のように暗ければわからないですし距離が、あれば嗅覚や触覚は使えないです。

 聴覚は?と言うと暗くても 寝ていても 常時、使われていて人間の生活には、切ってもきれないものなんです。目覚まし時計は、音で起きるのが、ほとんどですよね。実は、聴覚は、もともと危険の検出のために生まれた感覚だといわれており 目は、閉じることは出来ても目は、閉じることはできません。生物は、音を警戒信号として使って来たので危険を知らせる音がしたらすぐ逃げられるようにいつでも聞こえるようになっています。

ラジオは、耳から入る情報ですから危険を知らせるには、映像より優れていますし 情報を聴覚に限定することで想像することもできますからこれから時代が、進んでもラジオは、重要なツールとして残ると私は思っています。

 言葉の起源は、小鳥の歌だったと言われています。求愛の声だったんです。ジュウシマツは、求愛の歌をうたうのですが、父親やほかの大人から学習します。このように新しい音を学べるのは、鳥とクジラと人間だけ。ようするに 犬は、お座りと言えばお座りしますけどお座りと言い返すことはないですよね。聞いた音をまねて言い返せるようになることを発生学習といいます。それが、出来るのは、鳥は、全体の1万種のうちの半分の5千種イルカやクジラなどの鯨類81種類。クジラの求愛は、群れごとに少しずつ違いがあり 方言のようなものがあるんです。グループ毎に学習が受け継がれているそうです。

私たちが、属している霊長類は、約2200種類いますが、発生学習するのは、人間だけ チンパンジーもしません。発生学習しない動物は、みんな息を止めることができない

 さて 小鳥は、安全な時や嬉しい時に鳴きます。カナリヤを以前、販売していたことがありまして 入荷した時は、不安で全く鳴きません。数日経って 餌などが、しっかり食べることができこの場所は、安全だと認識すると綺麗な声で鳴き出すのです。私たちも 歌をうたう時は、気分がいい時ですよね。幸せな時間を過ごしているってことです。

大みそかに 家族や仲間と歌を聴き 1年を締めくくるのは、今年1年が、幸せだったと言実感することであるんだと思います。今年一年をいい年にするためにも一緒に楽しく歌いたいものですね。 

次回の1月10日(金)は、干支にちなんで馬の話(105回目)お話をしましょう。参考資料 「つながり」の進化生物学 朝日出版

 

第103回ペットにまつわるエトセトラ

131213tbc昨日、H25年12月13日(金)は、冬に気をつけたいこと(小動物編)(103回目)お話をしてきました。

前回、猫の飼い方冬編をお話しましたが、今回は、いろいろな小動物のお話ししましょう。

  • ウサギは、もともと(野生)は、寒さに強いのですが、ペットとして飼われているウサギは、寒さに強い訳ではないで暖房して室温が18度以下にならないようにしてあげましょう。でも暖房の風がウサギに直接当たらないように注意も必要です。 冬は、暖房することもあって空気が乾燥しやすいので、飲み水を十分に与えてやることも大切です。 ウサギは気温の変化に弱い動物ですから一定になるよう気をつけましょう。

ハムスターは、5~10℃以下になってしまうと冬眠状態に入ってしまうことがあるので、10℃以下にならないように気をつけましょう。冬眠は、十分な準備(たくさんエサを食べてから冬眠する)をしなければ死亡する恐れがあるからです。

保温するには、ハムスターのおふとんなど巣材を入れてあげる。ケージのまわりに毛布を掛けたり、ダンボールをかぶせるのもいいでしょう。

小動物専用ペットヒーターやカイロを使う方法もあります。つるすタイプのペットヒーターをおすすめしています。

費用は、かかりますが、部屋全体をエアコンで暖めるのもいいでしょう。

フェレットもうさぎ同様、寒さに強い動物(北に住んでいた)ですが、 暖かくしてあげましょう。  人のカゼ(インフルエンザ)は、フェレットに移りますので気をつけましょう。保温の方法は、基本的にハムスターと同じですが、寝床のハンモックを冬用の厚手の布やボア付がいいでしょう。

次回の12月27日(金)人が歌う訳について(104回目)お話をしましょう。

今回の川柳のお題は、商店街

勝者は、チャンピオンのすずらんさん

おすすめは、人情 まごごろ 詰め放題

でした!おめでとう!

 

第102回ペットにまつわるエトセトラ

131122tbc今日、H25年11月22日(金)は、冬に気をつけたいこと(猫編)(102回目)お話をしましょう。前回、犬の飼い方冬編をお話しましたが、今回は、猫について お話ししますね。

室内飼育している猫の環境は、湿度が30%から70%、室温18℃から29℃くらい冬の水分摂取に注意してあげましょう!猫は、砂漠出身と言うこともあり 身体から出て行く水分を節約するために濃縮したオシッコを排泄するんです。このため水分の取り方が少なくなり、尿道結石や膀胱炎などになりやすいです。尿道が長いオスは、メスよりなりやすいですから気をつけましょう。トイレに入ったまま出て来ないことがあれば病院へ行き診察してもらいましょう。

あまり飲みたがらいない猫にどうやって飲ませるか?新鮮な水をいろんなところに置いてあげて飲みたい時にすぐ飲める状態を作っていあげる。トイレを清潔にして排尿をしやすい環境にすることも大事です。また 缶づめをあげるなどウエットタイプの食事から水分を与えてあげることもいいでしょう。

猫は、砂漠にいた動物だったので寒さに弱いです。ペットヒーターなどを用意することをおすすめしますが、床に置くペットヒーターの場合は、猫が、熱いと思った時には、逃げられるようにしていおくことが大切です。

幼猫やシニア猫は、ヒーターマットの上に上がったまま熟睡し低温やけどをすることがありますから吊り下げタイプにヒーターをお勧めしています。

寒さ対策で部屋を暖めると部屋が乾燥しウイルス性疾患も多くなる時期です。換気をするなど湿度にも注意してあげましょう。この時期は、猫ウイルス性鼻気管炎、猫カルシウイルス感染症など多く発症しています。予防ワクチンで防げますのでお近くの動物病院へ連れて行きましょう。

参考 犬のしつけと飼い方 西東社

次回の12月13日(金)フェレットやウサギなど小動物の冬に気をつけたいこと(103回目)お話をしましょう。

今回の川柳のお題は、『冬支度』

勝者の川柳

紅葉の衣装を脱いで 山眠る

山野 彼方さんでした。