第61回チワワについて

120305tiwawa今朝は、チワワについてお話しましょう。
チワワは、世界1小さいトイ・ドッグ(愛玩犬)として多くの人からした親しまれています。
基本的に好奇心旺盛で活発。しつけやトレーニングの飲み込みも早いほうで身体は小さい割りに多くの運動量を必要とする犬種です。また、身体は小さくとも大きな犬に対して自己主張するほど自意識が強めです。
吠えたり噛んだりすることもあるので、しっかりとしつける必要があります。感情の起伏が激しいタイプの犬種で、かなり大胆な犬もいれば臆病な犬もいます。勝気で甘えん坊なのに気が弱いのもチワワの特徴の1つです。
チワワの飼い方
身体が小さい分、よく吠える傾向にあるので、小さいころからいろいろな物や音、人と触れ合うきっかけを持って、慣れさせてしつけることが大切です。
皮膚の血行促進にもなります。
ロングコート ロングの場合は、週に2~3回ブラッシングをしてあげるのが理想的です。
スリッカーブラシや獣毛やコームなどを使って梳いてあげてください。また、目がクリッと大きく出ているので、目の中に毛が入りやすく、眼球を傷つけてしまいやすいので目の周りの毛はしっかりと切ってあげたほうがいい。 涙も出やすく涙焼けしやすいので、こまめに濡れたコットンやティッシュなどで目元を拭いてあげてください。

次回放送予定の平成24年3月19日(月)は、今も一番飼いたいと言われているプードルについて

第60回ペット保険について

120220hoken2月20日朝8時30分からのペットにまつわるエトセトラで 前回の生放送の時にペット保険について話して欲しいとリスナーから問い合わせがありまして今回、話してきました。
現状は、ペット保険加入者が年々増えてきています!
特に新規で飼われた飼い主さんは、ペットショップから勧められて入会する割り合いが、高いと聞いています。
保険と言うと 一般に生命保険などを連想して あまり使われないものと思われがちですが、このペットの保険は、社会保険のような役割もあるので 使うための保険と言う意味合いが、強く実際入会している飼い主さんからは、入っていて良かったと言われることが多いです。

今、動物病院は、人間用の高度な設備を用意して活用することによってペットの健康寿命を伸ばしていると思いますが、問題は、その設備費用。高額なのこともありどうしても飼い主さんの負担も大きくなっているのも現状です。
そう言う意味でもこのペット保険が、飼い主さんの一時的な高額負担を軽減する役割を担うことができ 皆様に喜ばれる環境になっていると思います。
保険会社は、今では、多くのところで扱っており それぞれが、特徴を出しておりますので自分と自分のペットに合う保険をお調べになって決めるのが、一番です。

全額保障するタイプや半額を動物病院へ支払うやり方など多種多様です。
ちなみに当店で扱っているのは、日本アニマル倶楽部で 保険金額が、一定なのと終身もあること。限度額は、あるものの治療費の実費を支給するなど 飼い主に優しい保険になっていると私は、思っています。

ちなみに他には、
アイペット ペット保険「うちの子ライト」  
ペットメディカルサポート ペットの医療保険「PS保険」
アニコム損保のペット保険「どうぶつ健保」ふぁみりぃ
アクサダイレクトのペット保険などがあります。

次回のペットにまつわるエトセトラは、平成24年3月5日(月)は、チワワの飼い方についてお話します。
お楽しみに。

第59回ダックスについて

120206tbcH24年2月6日ダックスフンドについて(59回目)
今朝、リスナーからミックス犬で夏にトリミングしたけど2年になるのに毛が伸びないのは何故?と質問を受けました。それとペット保険についての質問でした。短い時間でしたが、毛が伸びない説明をし保険については、別の機会を設けて近々、話すことにしました。(笑顔)
こうしてリスナーから生番組中に質問を受けるのは、嬉しいです。リスナーの皆さんと距離が、縮んだ気がしました。
それから本題のダックスフンドについてお話しました。
ダックスフンドは、今、日本で一番多く飼われている犬種です。ドイツが原産国です。
穴を掘る小型犬として、地中の巣穴にまで獲物を追いかけ、外に連れ出して息の根を止める。そんな粘り強い狩りをしていたのがダックスフンドです。
「背が低く曲がった足の犬」と表現されていたダックスフンドは、ダッケルやアナグマ犬と呼ばれていた。
昔からの狩の習性からか、穴を掘ったり、獲物や匂いを追いかけたりして地中に潜ったりすることが大好き。でもその反面、吠え声が大きいのも、アナグマ犬として狩をしていたダックスフンドの特徴の1つです。独立心は強いのですが、家族で何かするというときは参加したがることが多いです。
小さな家族とも上手く暮らしていけ、飼い主にとても従順。基本的に賢く、判断力もあるほうです。
ダックスフンドは基本的には落ち着きがあり機嫌のよい犬種です。好奇心旺盛で、お外にでると元気いっぱい。穴掘りに嗅覚を頼りにした追跡に…ダックスフンドは外が、大好きなんです。
こんな所にも飼いやすいことがわかりますね。多くの人に好かれるのが、納得です。
ダックスが、気をつけたい病気としては、椎間板ヘルニアです。症状は、歩き方に違和感がある、活動的でなくなる、段差が歩きにくくなる。他の犬種よりも腰に負担がかかることなどが原因となり脊椎と脊椎の間の物質がとび出し脊髄を圧迫していく病気です。
フローリングなどの滑りやすい床はこの病気を引き起こしやすくなります。また、高いソファやベッドなどに頻繁にジャンプさせるような環境は避けたほうがいいでしょう。

ダックスは食欲旺盛な子もいますので 糖尿病にも気をつけましょう。
糖尿病の症状は、人間と同じで水を異常に飲んだり排尿回数が増えつようでしたら病院へ連れて行きましょう。
糖尿病の大半は肥満からきていますので 前述のような症状が出る前にダイエットさせることが、愛犬と長く付き合える秘訣です。
次回の 平成24年2月20日(月)です。お楽しみに。
お陰さまで 今年3月までの出演が、今年9月まで伸びる予定に変更になりました。
これからも よろしくお願いします。

第58回犬が、あくびする訳

120130inu-akubiさて 今朝は、犬があくびする訳の話をしましょう。
叱っている時やお手やおすわりを教えているとあくびをすることがあります。そんなしぐさをみると飼い主は、反省していないとかやる気がないのでは、さらに叱ったり ガッカリする方もいらっしゃるのではないですか?
でも実は、犬のあくびする訳は、私たちのする意味とは、違う場合もあります。お手などの練習中にする訳は、緊張しているからするのですよ。またそんなときは、背を向けて座ったり 目を背けたりします。このような仕草をカーミング・シグナルと言いますね。
犬は、目の前で怖いことが起き ストレスを感じると 自分と相手の気持ちをなだめ 関係を週修復しようとします。「あなたと争う気はありません。落ち着きましょう。」と言う意味なのです。

何か悪いことをして 叱られると、犬は、申し訳なさそうなしぐさをしますが、ほんとうは何を思い、どんな感情を表しているのでしょうか。
トイレの失敗をしたり、食卓の上の食べものを無断で食べたりして、飼い主にしかられた犬が、申し訳なさそうに目をそらせたりすることはよくありますね。
 そのとき、飼い主には、愛犬がいかにも自分の行為を「反省」しているようにみえますが、いぬが善悪の判断をして反省しているというよりそれより飼い主の態度で怒られるかもしれないと思い 怒られないないようにするための行動なのです。

また 犬のため息は、人間だったら「やれやれ・・・」っていう感じだったり ガッカリした時だと思いますが、犬のため息は、目をなかば閉じていれば満足しているってこと。目を大きく開けてつくため息は失望してると言われています。その場の状況とか、顔つきみてればだいたいわかります。
ため息は、満足だったり 幸せだと思っていると思うと うれしいですよね。なので ため息をみると私まで幸せを感じるんですよ。(笑)
参考文献 ナツメ社 イヌの本音

第57回犬を飼う上で冬に気をつけたいこと

120116tbc今朝は、飼い主が、犬を育てる上で冬に気をつけたいことをお話します。昨年の最後で犬や猫の風のような症状は、感染症の可能性が高いので自然治癒しにくいので 是非、動物病院へ連れて行ってあげて欲しいといいましたね。
冬はワンコの抵抗力が低下し、病気に感染しやすくなります。重いウイルスも低温・乾燥を好む為、冬になると感染力を増します。お部屋の中も暖房で乾燥してしまうと あまり良くありません。ですので加湿器を設置したりするのもいいと思います。

それと 秋は、食欲の秋(自分の体を温めるもととなる脂肪を蓄えるため)と言って つい食べ過ぎて太ってしまうので気をつけてとお話したことがありますが、実は、冬も太りやすいので気をつけましょう。
人も正月は、普段と違う生活で 食べ過ぎたり飲み過ぎたりして太ってしまいます。(笑)

現代は、外飼いの犬より室内飼いのワンちゃんが、多くなっており 暖房の効いた快適な室内で過ごす犬にとって 体温を上げるために必要なエネルギーの消費も少なく、蓄えた脂肪が体についたままになってしまいます。なので季節に関係なく今まで同様、食事管理はしっかり行ってください。冬だからといって、食事量を増やす必要もありません。

お散歩は、寒いから やらないということですなく 是非 取れ出して欲しいと思います。
突然連れ出すと 筋肉が、固まっていることもあるのでマッサージなどしたり 短毛種は、洋服を着せて連れ出すのも一考です。
天気のいい日などは、太陽の光を浴びることも大事なので 老犬などは、抱っこして 連れ出しも効果があります。
一緒に ストレス発散してみては?

それとこの時期よく使用するペットヒーターですが、最近ではコードレスのものや色んな種類が出てきましたね。カーペットタイプのペットヒーターは、必ずヒーターのあたらない部分もサークル内に確保するということ。ワンコが暑がっても 避けられなければ低温火傷などにつながりますから気をつけましょう。
そう言う意味では、あまり温度が、上がらないマイクロファイバーのものや湯たんぽなどが、いいですよ。
次回の 平成24年1月30日(月)です。お楽しみに!

第56回犬や猫は、風邪をひくか?

111219tbc今朝、H23年12月19日犬や猫は、風邪は、ひくか?をお題にして話してきました。
犬や猫の診断名に風邪はないとのこと。しかし風邪というのは、もともと 鼻炎や呼吸器疾患など さまざまな症状の総称なのでその意味では風邪を引くともいえますが‥
風邪とは主にウイルスが原因となる急性の呼吸器疾患の総称です。具体的に風邪の症状としては、・ 鼻水が止まらない・ 頻繁にくしゃみをする・ 熱がある・ 咳をする・ 呼吸が苦しそう
しかし、ここで重要な事はこのような症状でお医者さんが、風邪と診断するのは人間だけなんです。ペットでも同じような症状が出る事がありますが、そのような症状の場合、獣医師さんは、呼吸器感染症と診断します。
冬に出やすい風邪の症状人でも冬になると風邪が流行しますが、それは寒さに原因があります。寒くなると体力や免疫力が低下し、ウイルスに感染しやすくなるからです。
さらに空気が乾燥しているために粘膜が弱くなり呼吸器疾患をおこしやすくなるのです。また、呼吸器感染症を引き起こすウイルスは寒さや乾燥に強いため、寒さが続くと病原体の生存期間が延びてしまうことも原因のひとつです。これらのことはすべてペットにもあてはまります。
ワンちゃんの風邪ワンちゃんの場合、ウイルスや細菌などの感染により発症する「ケンネルコフ」と言う病気がある。ケンネルコフは別名、犬伝染性気管支炎といい、症状としては微熱や咳 たん 発熱 食欲不振など人の風邪と同じような症状をひきおこします。
 しかし、免疫力が低い子犬や高齢犬が発症してしまうと肺炎を引き起こし、死に至る事もあるので注意が必要です。
人間の風邪と犬の風邪は、そもそも原因となる細菌やウィルスが異なるため 人間と同じ原因では、犬は、風邪を引かないことから「犬は、風邪を引かない」と端的言うこともある。
人のインフルエンザはペットにうつるの?
インフルエンザはウイルスを原因とする伝染病なので、毎日一緒に生活していると、どうしてもペットにも感染してしまうと心配される飼い主さんもいらっしゃると思います。 犬の場合はウイルスの受容体が人と違いますので人と犬の間でインフルエンザが感染する心配はありません。また、ワンちゃんはインフルエンザウイルスに感染しにくいといわれています。

 感染するウイルスの種類は異なりますが、部屋の空気の入れ替え、湿度や温度を管理するなどの生活環境を見直す事で、飼い主さんとペットともに感染を防ぐ事が出来ます。また、日頃から健康管理もしっかり行ってウイルスの抵抗力をつけておき、風邪をひかないように心がけてください。
犬の体温は人に比べて高いのが、特徴で 平常38度~39度もある。もっとも人類以外の哺乳類は、基本的に体温が高く その多くが、38度前後です。
理由は、進化の過程で体毛が無くなり 衣服を身に着けるようになって体温が低くなったと言われています。犬を含め 人類以外の哺乳類は、体から熱を逃げにくい仕組みが備わっています。
犬には「風邪」という病気がありません。人間の風邪が犬にうつったり、またその逆が起こったりすることもありません
参考文献ペットを長生きさせるためのポイント 日東書院

第55回ペットにまつわるエトセトラ

111205tbc今、TBCラジオにいって話してきました。
内容は、愛玩法についてでした。
今朝は、 動物の愛護及び管理に関する法律のことをお話してきました。
動物取扱業については、業務の適正化を目的に2005年の法律改正で届出制から登録制となり同時に動物取扱責任者が規定されました。
動物取扱業の登録は、必ずしなければならないのですが、申請をしないで業務をしている所が、全国には、まだあると聞いたことがありますので 例えば店舗内に 動物登録取扱業証が、掲示されているか? HPでは、動物取扱業の登録番号が、記されているか?を確認されることも大事です。

さて これからクリスマスプレゼントで子犬や子猫 小動物を購入される方も多いと思いますので 注意して欲しいことをお話します。
届出制の頃は、必要の無かったインターネットでの販売は、届出制に移行した後は、必要になりました。このように法律の網の目が、かかるようになったものの 最近の河北新聞にも書かれていましたが、ペット通販トラブルが、続発しているとのことでした。

インターネットは、情報が、簡単に手に入り 購入もクリック一つで決定ですから便利だと私も思います。しかし トラブルに巻き込まれると自分の住んでいる所より遠くだったりすると もう大変です。
すべての業者が、悪い訳ではないですが、トラブルが、起きていることもあることを認識して 気をつけて購入頂きたいと思います。
特にクリスマスプレゼントとなると大変寒い時期に当たりますから 例えば 本当に良いところかどうか調べてみたり インターネットで子犬の情報を探した後、実際 伺って購入を決めるのもいい方法だと思います。

この法律の特徴は、例えば 入場料などを頂かない動物ふれあいパークであっても登録しなければならないことになっているんですよ。要は、事業の目的でなくても ペットを使うのであれば 登録が、義務付けられると言うことなんです。動物の目線でこの法律が、決められたんですよ。(素晴らしい)

この法律のことで改正をどうすべきか?と言う事で 厚生労働省が、パブリックコメント(一般の方々へ意見を公募)を募集しています。
普通は、800程度のコメントだそうですが、このペットに関しては、2万~4万と多くの方からコメントが、入っています。
この改正に対しての市民も関心を抱いているのを感じています。

来年初めに愛玩法の改正について指針が、出るようですが、ペットにとってよい内容になることはもちろんですが、日本のペット業界の今後にも大きな影響を与えますので 諸外国の例をただまねるのではなく日本独自の考えも入れて欲しいと個人的には、考えています。

次回は、12月19日(月)です。お題は、犬の目の動きについてのお話をします。