TBCラジオGoodモーニング懇親会

160401tbcTBCラジオGoodモーニングの懇親会が、国分町でありました。今回は、年度始めということだったのですが、メインは、Goodモーニングのパーソナリティを7年半務めた根本さんを囲んでの懇親会でした。

根本さんからのお誘いがきっかけで私のTBCラジオへの生主演が、決まりました。そんな私も出演が、158回を数えています。(感謝)

1次会の終わりに根本さんにあいさつをさせて頂きましたらこれからもGoodモーニングをよろしくお願いします!と温かなお言葉を頂戴しました!
根本さんが、この現場から離れることは、淋しいと思いましたが、これからもご期待に添えるよう頑張りたいと思った夜でした。

その後行った2次会もちゃっかり参加してきたんです。

コメンテーターの皆さんとあって面白い話満載!
あんまり面白いものだからこの内容をリスナーにも聴かせてみたい!なんて話も飛び出し朝まで生ラジオ!夜のGoodモーニング!と題しても年に1回、やってみたら?なんて話もありました。(笑)

第155回ペットにまつわるエトセトラ

160212tbc2月12日、TBCラジオに生出演してきました。お題は、犬の嗅覚について
犬は、鼻がいい!と言うのは、よく知られていますよね。犬の嗅覚は、人とは比較にならないほど凄いです。たとえば汗の一成分を嗅ぎとる能力で比べると、犬は人の百万倍~1億倍の能力をもっているともいわれているんです。
人間の臭覚は、数メートルですが、犬は、半径1キロ~2キロ 時には、10キロメートル先もわかるそうです。
人間の場合、8割以上視覚が、占めていますが、犬の臭覚が、4割を占めていると言われ 視覚よりにおいや音の情報が、重要なんですよ。。犬は、鼻で考える動物といえそうです。
犬種によって、臭いの嗅ぎ方には違いがあってビーグルは、地面を嗅ぎながら、獲物を追いかける間接型、「トラッキング」(足跡を追う)とポインターは、空気中を嗅ぐ直接型、「エアー・センティング」(獲物の臭いを追う)があります。
間接型は、キツネなど追いかけるため。直接型は、近くにいる鳥の臭いを嗅ぎ分けて人に知らせるために発達したのです。基本的には、犬は、どちらの嗅ぎ方もしますので仕草でどんなことを考えているのか?知ることができますよ。
H28年2月29日(金)猫のフレーメン反応について (156回目)についてお話しましょう。

第154回ペットのまつわるエトセトラ

160129tbc今朝、TBCラジオに生出演してきました。お題は、心臓の機能について
心臓が、どこにあるか?と聞けばほとんどの人が、左胸のあたりを指すと思いますが、心臓は、中央にあるんです。心臓の左側から全身に血液を出す鼓動を感じるからでしょう。

さて人の心は、どこにあるでしょう?それは、心臓だと思いますよね。英語のハートと言えば心であり心臓も意味しているそうです。でも考えてみれば心臓は、血液を送り込むポンプでありただ単にポンプの役割なのに・・・
心が、心臓の場所を指すのは、心拍数が原因だです。私たちは、不安など緊張状態にあると心拍数が早くなります。
不安になると心拍数が、上がります。すぐ逃げられるようにアイドリング状態にするためなんです。
頭で考え心臓に伝わると言うことなのですが、逆もあると言われています。自分自身は、理性では解っていなくても不安な雰囲気を感じ取ることで心臓の心拍数が、上がりその現象で脳が感じて行動する。「人は、悲しいから泣くのではない 泣くから悲しい」と言う意味から察することができますよ。心臓と心の機能は、強く繋がっているのです。
理性は、頭で考える。感性や感情は、心で考える。実は、コンピューターは、緊急事態においての行動を変えることが、難しいそうで人間は、感情で動くことができるから的確な行動を取れたりします。
時代は、理性を重要だと感じることが多かったかもしれませんが、自分自身の感情のことも考りょすることも大事だと思います。それは、幸せを見つける近道かもしれません。

話は、変わりますが、動物の心拍数は、それぞれ違います。ハツカネズミの心拍数は毎分600回、ゾウになると約40回になります。人間ですと60~75くらいです。
体の小さな動物は、心拍数が早く大きい動物が、心拍数が、遅いのです。
その理由は、体が、小さいということは、簡単に言えば お椀に入っているお湯を一定に保つのと お風呂のお湯を一定に保つのでは、上げ下げするのに お椀の場合、すぐ上がりますが、すぐ下がります。
小さい体の恒温動物が、一定に保つには、心臓を早く動かさなければ いけないということなんです。
このことにより小さい動物は、短命だと言われていますが、心拍数の違いは、その動物が、感じる時間の長さも違うのです。
ハムスターが、寿命が2年と言う歳月は、人間にしてみれば短いと思いますが、生きている感覚は、人間と変わらないのかもしれません。時間を感じる長さは、動物それぞれ異なると言うことなのです。

H28年2月12日(金)犬の臭覚について (155回目)についてお話しましょう。
参考文献 観察する目が変わる 動物学入門 ベレ出版

第153回ペットにまつわるエトセトラ

160115tbcH27年12月25日(金)干支にちなんでさるについてパート2(153回目)お話してきました。
1月も今日が15日ですから真ん中です。この24倍を過ごすとまた年末が、来るのですから計画を立てないとあっという間に過ぎてしまいそうです。
年末にも干支にちなんでさる(申)の話をしましたが、今朝も切り口を変えてサルのお話しをしましょう。
サルとヒトを比較するとサルには、体毛があったり尾がありますが、ヒトにはどちらもありません。横に渡したロープを渡るとき、サルは、尾でバランスを取りながらロープの上を4本足で伝って渡ります。人は、ロープにぶら下がって渡ります。
ニホンザルは、一度の出産で一頭の子を産み、赤ちゃんは、母ザルの胸に抱かれていますが、母ザルが、移動するときは、赤ちゃんに手をかけて支えてはくれませんので自分の力で母ザルにしかみついていなければなりません。母ザルが、どれだけ激しく走り回っても決して振り落とされることはないですからサルの赤ちゃんの腕力は、ものすごく強いです。また常に乳頭を口にしていますのでお乳を吸っているかどどうかは、よく見なければ分かりません。
子ザルは、小さい時から群れの子ザルや年上の若いサル達とも一緒に遊び交友関係を広げていきます。追っかけ合ってつかみ合ってまるで喧嘩をしているようです。でも片方が、うずくまっているギャーギャーと大声で泣き始めると攻撃は、終わります。泣きわめいている子ザルに対して攻撃を止めなければ他の年長サル達から攻撃をうけてしまうのです。こうして喧嘩を止めるルールを遊びの中で学んで行くのです。
例えば兄弟だけで育ったサルは、親しか知らず遊び相手もいません。弟は、常に兄と言う上からの圧迫を感じながら生活しなければならないかもしれません。もしその親が年老いていれば兄を力ずくで叱ることもできません。
成長過程の大切な時期を群れの育つことができない子ザルは、不幸になる可能性が高いのです。
私たち人間も群れ生きる動物です。子どもは、地域の中で育ててこそよい社会人になれるのです。

ところで私たち人間は、チンパンジーから進化したと言われています。
進化の過程を考えると私たちは、生き物の中で一番上に位置していると思ってしまいがちですが、例えばチンパンジーは、瞬間的に覚える数字は、人間より優れていたり森の位置を知る手掛かりも人間の記憶力ではかないません。
昆虫、魚、鳥など生き物全てに言えることなのですが、今、生きている動物全てが、最善の進化を遂げているからこそ生き残っているのです。人間が、一番だと思うのは、例えば勉強が、一番の人が、何よりも上だと思うと言う単なる偏見でしかないのです。
社会は、一人一人の様々能力を結集することでよりよい社会が、築けるのです。お互いが、尊重しあえるいい社会にしたいものです。第3次安倍改造内閣が掲げた一億総活躍社会を実現するには、一人一人が、得意とすることを持ちそれを伸ばしお互いが助け合うことができる社会になることが、必要なのではないでしょうか!
H28年1月29日(金)心臓の機能について(154回目)についてお話しましょう。
参考文献 動物たち子育て 静山社      新しい霊長類学 講談社

第152回ペットにまつわるエトセトラ

15125saruTBCラジオに出演してきました。

27年12月25日(金)干支にちなんでさるについてパート1(152回目)話してきました。
今朝は、リスナーからの質問で散歩の後にブラッシングをするとフケが、たまにでることがあるけどどうして?と言う内容でした。
考えられるのが、シャンプーが、キッチリ濯いでいない。部屋で飼っている場合、気温設定が高すぎて皮膚が、乾燥したため 黒毛の場合、フケが、目立ちやすいこともあるかもしれません。
シャンプー自体が、その子に合わない。フードが、合わない。ストレスによるものなど原因は、多岐に渡ります。
ごっそり抜けて禿げしまうような部分があるのであれば皮膚病やアレルギーも考えられるのでひどい場合は、やはり動物病院で診療頂くことをおすすめします。

さて本題です。今年も残りあとわずかですね。と言う訳で来年の干支は、さる(申)の話をしましょう。
人間は、さるから進化したと言われています。そのさるの中でも最もヒトに近いのが類人猿です。ヒトとチンパンジーは、98.6%まで共通していることがわかっています。ヒトと類人猿の外観の違い(サルには体毛がある)もたった一つの遺伝子の異変によって起こると考えられているそうです。

サルは、一日何回食事をしていると思いますか?答えは、決まっていないそうです。理由は、2つあって一つは、野生の霊長類にとって採食は、食べ物が、とても小さくおなかが一杯になるには、長い時間をかけなればならないのです。
冬の金華山島のニホンザルは、日中の時間の70%にもおよぶことがあるそうです。金華山島のニホンザルの冬の食べ物は冬芽樹皮の裏の形成層を食べます。これは、地面にばらまかれたゴマをつまんで食べるようなものなんですよ。
もうひとつの理由は、霊長類の場合、採食は、極めて個別的なのです。食べるときは、バラバラで食べて休息スルときは毛づくろいするため集まることはあります。

皆さんは、家族やまた 仲間でもいいのですが、一緒に食事をされていますか?動物の中で共食をするのは、動物の中で 人間だけです。
食事は、どんな食べ物をとるか?も もちろん 重要ですが、誰とどのように食べるかも考がましょう。実は、それが人間が、人間らしく生きるための重要な要素なんですよ。
太古の昔、人間は、身体能力が弱く 自分達より体力の勝る動物を獲物として捕らえることなど一人の力では、到底、無理でした。そこで集団で 捕らえる術を習得した。

「同じ釜の飯を食う」と言う表現が示すように 同じときに同じものを食べることは、人間同士の心をつなぎ絆を強める働きがあるんです。一緒に食べることは、家族の一体感を深め、確かな信頼関係を築きます。その蓄積が、他者への思いやりや想像力を育てるのです。
今、家族で食卓を囲むことが、難しい時代ですが、みんなで時間を調整し 一家団らんすることは、人間らしく生きる上で かかせないことなのです。
せっかく、人間として生まれてきたのですから 他の動物には、体感できない一緒に食べる楽しみを味わいましょう。年末年始は、人が集まるいい機会。楽しい仲間といいお正月を迎えましょう。
H28年1月15日(金) 干支のさるについてのパート2 (152回目)についてお話しましょう。
参考文献 内科医からみた動物たち 講談社 新しい霊長類学 講談社

第151回ペットにまつわるエトセトラ

H27年12月11日(金)犬や猫のオシッコのしつけについてお話してきました。
リスナーから質問がありましてそのことで今回、お話することにしました。
ラジオネーム「宮城野区ババア」さんから愛犬が、引っ越してから外でしかしなくなった。とのこと。
前の家では、ちゃんとしていたのに…とのことでした。

環境が、変わるとどこにすればいいのか?わからなくなることがあります。
使っていたトイレトレイを使用したりいつものシーツを敷いたりすれば家の中でもしてくれるようになるかもしれません。
母犬が、母乳を与えているうちは、子犬の排泄物をすべてなめてしまいます。子犬が、大きくなると巣の外で排便するようになるのですが、これは、本能だと言われています。
と言うことを考えれば食事をする場所とトイレをする場所を離さなければなりません。
家の中でトイレをしなくなったと言うのは、家全体が、自分の巣と思ってしまいしなくなったと思われます。この問題を解決するには、食事する場所や寝床をサークルの中でするようにすること。
そうすればそこが、自分の生活の場所と思い別な所に排便排尿をするようになりますよ。

また ラジオネーム「あっぺとっぺ」さんから4匹の猫を飼われているそうでそのうちのメイクーンのミノちゃん(メス)が、何故か?飼い主のふとんやタオルケットなどダメしてしまったそうです。

猫が、猫用トイレにしないでふとんにしてしまう原因は、いくつかあります。ふとんにするのは、自分のオシッコが、自分自身にかからないのでいいと思うからなんです。
まず考えられるのは、トイレが、汚い状態。あっぺとっぺさんは、4匹それぞれのトイレを用意して綺麗にされているとのことなのでその問題ではないです。
高齢猫に多いのですが、トイレまで我慢できなくなる膀胱炎。 認知症もあります。
今回の話を聞いた内容だとストレスが原因の可能性があるかもしれません。4匹飼われているようなのでもしかしたらミノちゃんが、飼い主に他の猫達より構ってもらっていないと感じてわざと飼い主のふとんにオシッコをしているかもしれません。
飼い主との関係(主張が多くなった。他人の出入りが多くなった)や4匹の猫の関係を観察してみてはどうでしょうか?

環境の変化もあるかもしれません。例えば猫が、最近増えた。引越や部屋の模様替え(タンスの位置)などはありましたか?そんなことも粗相をする原因になります。
対処法としては、飼い主に不満がある場合は、遊んであげる回数を増やす。結婚や赤ちゃんなど
見知らぬ人が増えたのであれば接触頻度をあげてミノちゃんも大切だと分からせるこも大事です。
そのほかの対策としては、布団カバーを変える
ビニール製の布団カバーに関しては、これをすることで踏み心地が悪くなり、前回した自分のトイレの匂いをかぎ取る事が出来ないのでいいかもしれませんよ。
H27年12月25日(金)干支にちなんでさるについてパート1(152回目)についてお話しましょう。
参考文献 愛犬のトラブル100必ず直せるしつけ方新星出版社

第150回ペットにまつわるエトセトラ

H27年11月27日(150回) 犬に叩いて叱ることが何故悪いのか?について話してきました。
実は、今回で150回になりました。第1回目が、H21年10月5日(月) 犬は、人の中で群れる不思議な動物。と言うお話でした。
もう6年もお話させて頂いているんですからありがたいです。(笑顔)

犬は、褒めて育てるのがいいと言われています。でも実際、叱っている飼い主が多いのも事実!
犬は、群れを創る動物だから支配するには、体罰を使うことも必要と言う考えが根強くあるからかもしれません。
しつけは、褒美を基本にしてむやみに体罰を加えるのは、絶対に避けなければなりません。

何故、叩いたりする罰が、悪いのか?
例えば飛びかかってくる犬を叱るため頭などを叩いたとしましょう。
叩かれたことで犬は、驚き 飛びかかろうとしなくなります。
でも叩き方が、弱ければ 気にしないでまた飛びかかるかもしれません。また強すぎれば犬は、無用な苦しみを味わうことになり飼い主を咬むなど攻撃的な行動や人をおびえるようになったりします。

最初は、叩くことで言うことを聞いてくれた犬も慣れてくると言うことをきかなくなり徐々に強くしなければなりません。先ほど、言ったように強すぎれば反抗し噛み付いてくるなど問題行動を起こす可能性がでてくるのです。
それに対して おやつ(褒美)をあげることは、多すぎれば太るという問題は、あるものの与えなければ悪いということはないです。理由は、間欠欲求がでてきて逆に飼い主がしてほしいことをまたしてみたいと言うことになるからです。
一番良いのは、褒めること。犬と人間の関係が、良好であればこれほどしつけをする上で役に立つものなのです。分かり合えることが、大切ということです。

戦争とは、ある意味、今お話した犬の体罰と同じような問題を引き起こします。やられたからやり返すと言う行動は、相手が、今まで以上に攻撃的になる可能性があります。お互いの見解の違いを認識し問題解決の糸口を探ることが、大切です。
国民や民族に色をつけるのは簡単です。それが、恐ろしい戦争につながるのだと思います。
日本人にもいろいろな性格や考えがあるのですからどこの国も同じです。
そしてその国には、戦争に巻き込まれる必要のない一般市民が生活していることを忘れない欲しいものです。

H27年12月11日(金)ついてオシッコのしつけについて(151回目)についてお話しましょう。
参考文献 犬はあなたをこう見ている 河出書房」新社