第42回震災後のペットについて

110620tbc3.11の東日本大震災後から中止となっていた TBCラジオのペットにまつわるエトセトラが、今日、復活しました。

お題は、震災後のペットについて
今回の東日本大震災において 宮城県も甚大な被害を受けました。特に 沿岸部は、目を覆いたくなるほどの状況ですよね。
震災より3ヶ月を過ぎたと言うのに 今もなお 水道ガス電気などのライフラインが、絶たれている地域や今でも避難所暮らしが、余儀なくされている方が、いらっしゃると聞きますと そのご苦労や心境は、想像を絶するものがあるとお察しします。

そのような状況にある方々を思えば 私が住んでいる宮町の商店街では、数店舗が、解体や補修をしなければならないほどの被害を受けた所はありましたが、全体的には、被害は最小限だったと感じています。

当店では、大震災の時は、ペットホテルで泊まっているペットやトリミング中のわんちゃんもいましたが、大きな問題にならなかったのでよかったです。

ペットホテルをご利用頂いていた飼い主の中には、沖縄旅行中の方もいらっしゃいまして メールで連絡が取れ わんちゃんは、大丈夫ですからご安心を!を伝えることができて ほっとしたのが、昨日のことのように思い出します。
宮町では、ガスが、なかなか通らず 気にすることなく使っているものが、いかに大切かを知る貴重な期間になったとも思っています。

さて 大震災におけるペットの状況ですが、犬や猫は、地震に対して 今まで以上に とても  敏感になった子が、多くなったと聞いています。

当店で シャンプーしているわんちゃんを見ると 太った子が、多くなった気がします。
これは、大地震後、飼い主が、かわいそうだと フードやおやつを今まで以上に与えたこと そして わんちゃんや猫ちゃんも 安全な今の内、食べなければと思ってしまい 多めに食べてしまうのが、原因のようです。ですから 与え過ぎには、注意しましょう。

先日、鶴ヶ谷にあるウィール動物病院の千葉先生に会う機会があり 最近の動物たちのことを聞きましら 犬小屋から全く出て来ない子や震えが止まらない子 食欲が、わかないなどの相談が、多いと聞きました。これらの問題は、気難しい子に多い傾向があり はやり 地震が、問題を大きくしていると聞きました。                       -1-
私達は、ここのところ 余震が、続いていても 大きくなければ大丈夫と安心しますが、犬や猫にとっては、地震の大きさより 揺れたと言う事実に驚き不安を増してしまうとのことでした。
犬や猫にとって地震の意味も わかりませんから 不安は大きいのでしょう。

この不安を少しでも軽減するには、はやり 飼い主が、一緒に遊んであげることや普段のような
態度で接することが大事です。飼い主自身が、不安を感じると それは、ペットにも伝わりますから‥

阪神淡路大震災などの大きな震災後に ペットを求める方が、多かったと聞いています。
はやり 仙台でも今、犬や猫などのペットを求める方が、多く子犬子猫が、不足気味だとも聞いています。
当店でも 手乗りインコやミニウサギ ハムスターなど 普段より求められる方が、多いです。
これは、今や人が、生活する上で ペットを飼うことが必要になったことを意味してしるのかもしれません。