平成21年10月5日が、最初のラジオ出演で なんと今回で 50回目を迎えました。
早いものですね。いろいろなお話をさせて頂いたのを所々 思い出しました。(笑顔)
さて 今日は、犬の食糞を中心にお話をしましょう。
ゴミ箱をあさるのは、好奇心からあさることが多い。
ゴミで遊ぶのを覚えると お腹がすいていなくても食べたりするので やめさせましょう。
対処としては、残飯やゴミは、こまめに捨てる。ゴミ箱にふたをつけるなど しっかり管理する。
庭で飼っている場合、リードをつけて ゴミ箱に近づけないようにする。
の拾い食いの原因も好奇心ということが多いです。犬は、散歩中、食べ物が、入っていた袋やティッシュなども 匂いや風で動くことで気になり 噛み付くことがあります。中には、危険なものもありますから むやみに食べようとしないよう しつけなければなりません。
対処法としては、拾い食いをしようとしたら リードを引き そのまま知らん顔をする。
目を合わせたり言葉を掛けたりせずに無視することも大事です。
初めて子犬を飼われた人は、自分の子犬が、糞を食べてしまったのを知り ビックリされる方も多いようです。でも 自分の犬だけが、おかしな行動をしていると思って 誰にも聞けないと言うか相談しない人も多いようです。ですから 子犬を初めて飼われた方には、私から わんちゃん 自分のうんちを食べたりしていませんか?と聞いています。そうしますと そうなんです。うちの子 うんちをしたので ティッシュを取りに行き 拾おうとしたら 無いっ!てことがあるんです。なんて 聞くことがあります。
この食糞は犬にとって異常な行為ではありません。主に子犬に見られることで 犬にとっては自然な事なのです。
ほとんどは1歳になる頃には、食糞をしないようになります。
対処法は、食糞をしたからといって 叱ったり慌てたりしないこと。
しかったりすると犬は食糞をしたら飼い主が遊んでくれる。かまってくれると勘違いしてしまい、成犬になっても治らない場合もありますから注意しましょう。
食糞を目撃したら その後の対応としては、糞をしたら落ち着いてすぐに糞を取りにいって食糞を防ぐことが、大切です。
退屈のあまり 糞をおもちゃにして食べることも考えられますので 十分な運動や遊び相手になってやりましょう。犬が、糞を食べそうになったら おおげさに 騒いだりせず 「いけない」と落ち着いて短くしかります。
消化不良が原因で食糞をする犬もいるので、今のドッグフードは合っているのか、腸の場合は消化剤を飲ませる、寄生虫の場合は駆除する等の対策を練ります。
また フードと一緒に食べさせるディータと言う商品があります。これを食べさせると糞が、苦味を感じ 食べなくなると言うものです。
食糞は、寄生虫の卵を体内に入れてしまう危険もありますからすぐにやめさせたいものです。
参考文献 なるほど 犬の心理行動 西東社
犬のこころを読む事典 TBSブリタニカ
次回の10月17日(月)は、 避妊・去勢についてお話をしましょう。