今、TBCラジオに出演して来ました。
内容は、キャリーケースに入るのを嫌がる訳でした。
クレート(キャリーケース)の中で落ち着いて過ごせる犬にすることは、とても大事な事なんです。
犬が、クレーとの中で静かに落ち着いて過ごせるようになるためのしつけです。このしつけが、出来ていると災害時の非難の時や動物病院への入院、あるいは、移動でも安心して連れて行けますし ペットホテルなどの利用でも犬のストレスが、緩和されますから‥。
クレートは、犬にとって閉じ込めるものと思うと嫌がりますが、身の安全が確保できる安心した場所と認識できれば 進んでクレーとに入るようになります。
子犬であれば まずは、サークルの中で過ごせる練習が必要です。
その中に敷物やトイレ オモチャ 食器を置き 飼い主の目が届かない時は、この中で生活させ馴れさせることが大事です。
はじめは、出たがって鳴くかもしれませんが、犬が、騒いでいるときは、出さないでください。
それをしてしまうと要求を受け入れてしまったことになるからです。
基本は、あくまで 飼い主が、どう思うかで犬の行動を決めて欲しいのです。
静かになったら 十分ほめてだしてあげましょう。
飼い主が、「サークルに入れられてかわいそう」などと言ったり 思わないでください。
「いい!おうちだぁ」と思ってあげると犬にも伝わるものです。
まづ キャリーケースなどは、すぐに運搬用に使うのではなく まずは、家の中に置いてください。
扉は、はずすか 扉を固定してあげて 犬が、出入り自由にしてあげます。
その中にいつも使っている敷物をしてあげて 他では、馴れた敷物は、出さないでください。
ケースの中に おもちゃやフードを入れて クレートは、楽しい所だと覚えさせます。
「ハウス」などクレートに入れる言葉を決め 入ったら ほめてあげましょう。
入ることになれるようになったら 扉を閉め 静かにしていたら ほめてあげましょう。
最初に連れて行くところは、動物病院などは、止めてくださいね。これに入れられると嫌な所に連れて行かれると思ってしまうと 入るのを拒むようになるからです。
送迎などで ジャンプーやトリミングをお願いした時など トリミングを終えて 自宅に戻った時は、
大げさなほど 綺麗になったねぇ~と自分やご家族みんなで 喜んであげましょう。
綺麗になると飼い主が、喜んでくれると思えば 喜んで トリミングをしたいとキャリーケースにも 自分から入るようになります。
定期的なシャンプーやトリミングが、犬自身が、楽しいと思うか 嫌なことと思うかは、飼い主の気持ち次第なのかもしれません。
参考資料 新しい犬のしつけ方 高橋書店
次回の 11月7日(月)は、おやつがないとお手をしない訳のお話をします。