第129回ペットのまつわるエトセトラ

150101H27年1月16日(金)今朝、干支にちなんで羊の話(129回目)話をTBCラジオで生出演してきました。
家畜化された順番は、 犬(1万2千年前) 羊(1万1千年前) やぎ ぶた うし(9千年前) ねこ らくだ フェレット(3千年前) うさぎ(1千年前)と言われています。
ヒツジは、群れを好む動物です。大勢のヒツジの中で誰か1匹が移動を始めると、全員がついていきます。また、群れから1匹だけ引き離されると、その1匹は強いストレスを感じるのだそうです。
イギリスの研究者たちが、研究を行ったそうです。 まず、暗い納屋にヒツジを1匹だけ入れてストレスを与えます。その状態で、1 三角形の写真    2 ヤギの写真   3 ヒツジの写真
を見せます。すると「ヒツジの写真」を見せたときだけ、心拍数が落ち着きストレスが緩和されることがわかった。なんだかヒツジが可哀そうな実験ですが、寂しがり屋な動物にはこの実験から間違いないようです。
人間の表情から感情を読み取ることもでき、「怒った人」には近づきません。人間世界でも生き抜く術を身に付けているヒツジ。私たちも見習いたいものです。(笑)

何故、眠れない日に羊を数えるのか?
眠れない時には、羊を数えるといいとよく言いますよね。これには科学的根拠はないそうです。びっくりですね、確かにヒツジが、1匹 2匹と数えても目が、覚めちゃいそうな気がします。
どうして羊を数えるのかと言う理由には、様々な説があるそうで一般的にはその発音に秘密があると言われています。その場合、発音は日本語ではなく、英語でいうヒツジ(シープ)。
睡眠時の呼吸のリズムに似ているため、自然と眠れるという説。もう一つは、シープとスリープ(眠る)と言葉に似ているので、無意識に眠りに入ってしまうという説もあるそうです。
これらの説から考えると睡眠を促すには、羊は英語で数えなくてはいけないのです。

次回の1月30日(金)犬や猫の寿命について(130回目)お話をしましょう。