いつもご利用頂いているSさんちのダックスのペコちゃん(女の子で10才)が、2泊3日シャンプー付きでお預かりしました。
最近まで2つの病気を持っているとのことですが、落ち着いている聞きました。この子には、その予防のために夜の薬だけあげて欲しいとのことでした。
いつものような状況でお預かりしていたのですが、2日目の夜、大量のうんちをして最後が、少し血混じりだったので心配ではありましたが、経過をみることにしました。
最終日の朝、お世話をしようと見てみると大量のうんちとオシッコをしていて肛門から肉のかたまりらしきものが出ているではありませんか!
すぐに飼い主連絡を入れてからいつも通われているウィール動物病院へ。状況をみてすぐ直腸脱だとわかり午後には、手術をすることになると聞きました。
手術は、順調に終わったそうで翌日の午後には、退院したと聞きました。ウィール動物病院の先生によると手遅れになると感染症にかかることもあるので早めの対応できたのが、良かったですよ。と言われました。
大事に至らず 私もほんと良かったと思っています。
この病気は、このようになるほどひどいのは、珍しいそうです。確かに当店で発症したワンちゃんを見たのは、初めてでした。
原因は、排便時のひどい力みが繰り返されて起きることがあるそうです。
この子は、この病気が悪化して薬での治療中で最近、だいぶよくなってきたとのことでした。ホテル利用後の週末にもう一度診てみましょうと伝えてたそうです。
当店にお泊まりしたことが、この病気を悪化させたのでしょうか?と先生に尋ねましたらこれは、どこで起きてもおかしくないものなので偶然ですよ。と言われその点でも私は、ホッとしました。
いずれせよ。問題が起きればできるだけ早く病院へ連れていくことが、大切だと今回のことでさらに実感しましたよ。
人間だったら 痛くて大騒ぎだと思いますが、犬は、ケロッとしているものです。
痛がらないから大丈夫?と思ってしまいがちです、それは、大きな間違いですよ。自分に置き換えて行動してあげられるかが、飼い主として大事だと思います。