第193回ペットにまつわるエトセトラ

平成29年9月8日(金)朝、TBCラジオペットの話で生主演してきました。お題は、地域猫でした。
仙台市政だよりに9月は、動物愛護週間でもあり特集としてペットの事、地域猫のことが書かれています。
地域猫とは、特定の飼い主ではなくその地域に住む人々が共同で管理している猫のことで主にその地域のボランティアの人たちで行う活動です。
地域猫活動のルールは、避妊・去勢手術を実施。置き餌をしない(他の動物が寄ってくる)。排泄物の後片付け。猫を把握して、新たな猫の侵入を防止。
地域猫の制度が必要な訳。
高齢者に多いそうですが、猫への餌やりです。かわいそうだからと安易に与えてしまうことで実は猫が増えるのです。
例えばオス・メス2頭の猫がいたとします。メスは、年2回から3回出産し半年後には、その中のメスがまた子どもを産みます。これを繰り返すと3年後には、2頭の猫が、3000頭にもなるのです。
無責任なノラ猫への餌やりは、寿命を延ばし繁殖回数も増やします。猫の場合、交尾排卵動物といって交尾をすることによりその交尾刺激が卵巣の排卵を促しますから受精する確率が格段に高いのです。
避妊・去勢手術をすることを反対される方がおりますが、今後激増が予想される猫の数を止めるには、この方法が必要です。避妊・去勢をすることで猫自身のストレスを軽減し 感染症などを防ぐ効果もありますから
一概に猫とって不幸せと言う訳もないのです。
でもこの方法ですべてが、解決できる訳ではありません。まず最初の段階の安易な餌やりは、絶対やらないでほしいです。
もし問題が置きてしまったら地域住民で話し合いをして対応して欲しいです。

次回の9月22日(金)は、猫は、嫉妬する?ついてお話をしましょう。