日本盲導犬協会

DSC09613盲導犬.jpg 昨日の午後から日本盲導犬協会主催の「身体障害者補助犬法と補助犬の受け入れを考える会」と題として多くの方々(盲導犬を利用している方やホテル業の方など)から貴重なお話を頂戴しました。

身体障害者補助犬法が、2002年5月に成立し10月に公的機関に施行、2003年10月には、ホテルや病院などの民間へと完全施行となりました。丁度 今年は、施行後3年に当たり見直しの時期にあたるそうです。そんなこともあり 身体障害者補助犬法施行後の現状を検証し盲導犬・介助犬・聴導犬について 多くの人々に理解して頂くことを趣旨に行われました。

身体障害者補助犬法と言う名称は、一般の方々にも認知されているものの その中身ついては、ほとんどの方々が知らないと言う現状も聞かされ 私達が、一人でも多くの人々に知って頂けるよう努力しなければならないと感じて来ました。
法で守ることも もちろん大切です。でも守るかどうかは、罰則があるからではなく 一人一人の国民の認識が、大切だと私も 思いました。

最後のまとめの話の中で 20年前は、白杖(白いつえ)を持っている人を見て 声をかけてくれる人が、10人中2人位 現在は、10人中8人位と言う多くの人が声をかけてくれるようです。このことが、身体障害者にとって 大きな心の支えになると言われておりました。

私達が、身体障害者の方々との接し方や犬のアレルギーや衛生面での偏見を無くす活動をして身体障害者の方々が住み良い町にすることが、私達の幸せにも大きく影響すると思いませんか?
身体障害者の方が、健常者と同じように暮らせる町 多くの盲導犬などが、身近みいる環境になれれば 私も うれしいと思いますよね。

盲導犬・介助犬・聴導犬を 受け入れるか?受け入れないか?ではなく 受け入れる為には、どうするか?を前向きに考えて頂きたいとも聞かされました。視点を変えれば 変えられますよね。

バリアフリーが、叫ばれて久しいと思いますが、ハード面だけでなく 私達の心のバリアフリーこそが、一番大切だと思いました。