平成30年3月23日(金)朝、TBCラジオに「ペットにまるわるエトセトラ」で生出演してきました。お題は、スズメ。
タレントのモト冬樹さんが、スズメの保護・飼養の件で話題になりました。
昨年6月に冬樹さんの妻がまだ飛べないスズメのヒナを巣から落ちた?のを助けたのがきっかけで飼い始め、元気になるも放鳥しようにも生きていけないと思いそのまま飼養しているとのことでした。
スズメなどの野鳥は、鳥獣保護法により保護することも飼養することも法律で禁止されています。禁止の訳は、愛玩のための飼養の目的で鳥獣を捕獲することは、違法な捕獲や乱獲を助長するおそれがありますし、鳥獣は本来自然のままに保護することが望ましいという考え方だからです。野鳥が、動かないでいる場合、鳥インフルエンザの可能性など人獣共通感染症になる恐れもあり多くの人が、無暗に鳥獣に触ることは、人間にとって危険な行為なのです。
しかし 怪我をした野鳥を目撃し鳥を助けたいと思うのは、人として当然のことかもしれません。
助けるかどうかの判断は、人間の関わりで怪我をしたのであればこれは、保護をして怪我を直して自然に戻さなければなりません。
その場合の問い合わせ先としては、宮城県地方振興事務所の野生動物保護科や宮城県環境生活部自然保護課などに問い合わせてみましょう。
自然の中で起きた事件は、人間が関与すべきでないと心得て欲しいと思います。
次回の4月13日(金)は、スズメのヒナについて話しましょう。