私が、小学生の頃には、金魚を卸してくれる所(当店で付き合っていた)2件ありました。
大きい所が、当時、4件くらいあったのかな。
当時、卸屋さんで大掃除などがあると その大きな池を洗うのを お手伝いしたのを覚えています。
池の中には、網状のプラスチックの大きな箱の中に金魚の大きさや種類で分けられて入っていました。
大きな池を洗うと 底には、タニシや川エビ アメリカザリガニなどもいて 取ったもんです。楽しかったですよ。
そのころ 1件の卸屋さんでは、料亭に卸していた活魚もいたんです。魚に傷が、ついてしまうと売り物にならないから‥と もらって帰り 自宅で食べたこともありました。ほんと 旨かったです。(笑顔)
1件は、大きな卸やさんに吸収され それと ほぼ同時に金魚の卸を止められました。
今でもこの会社は、営業されいます。、もちろん当店もお付き合い頂いています。
残る1件は、今年も 金魚すくいの金魚の時に 卸してもらっていたのですが、その卸屋さんは、ご家族で営業されていたのですが、社長ご本人が、高齢になり 迷惑を掛けたくないと言う思いを理由に 今年の12月で 廃業されるとお手紙を頂戴しました。
ここで仕入れる金魚は、丈夫なので安心していられたのですが、ほんと 残念と言うか淋しいと言う心境です。
考えみれば 町にあった小さな金魚屋さんや小鳥屋さんは、私の知り限り、数件になりました。
小さな専門店が、軒を連ねる商店街が、復活すれば 卸屋さんも 復活するのでしょうが、今の時代では、もう叶わないのでしょうか?
人の温もりを感じられる専門店が、たくさん 増えれば お客様も増え 賑やかになると思うのですが‥
古き良き日本人の心だけでも 残していきたいものです。