昨朝、TBCラジオに生出演でH24年7月27日(70回目)犬と人間の深い絆についてお話をしてきました。
飼い犬と飼い主が見つめ合うと 飼い主には、愛情ホルモンの一種 オキシトシンの分泌量が増加することがわかりました。犬の実験結果は、まだわかっていませんが、検出されるかもしれません。
飼い犬は自分の子どものようなもの(子どもは、いずれ成長し大人になりますが、犬は、いつまでも子どものまま)
犬は、自由に遊んでいても何か困難なことに遭遇するとまるで飼い主に助けを求めるように視線を送ります。これは、人間の小さな子どもが親に送る仕草に似ています。
以前、当店で一人暮らしをしていた飼い主が、長期ホテルで柴のミックスのロンちゃんを預かった時も話です。知らない人には、警戒するわんちゃんで始めて合った時は、私にも嫌がる態度をしていました。ロンちゃんは、預かり中に体調が、悪くしたんです。私が、ロンちゃんを見ると助けて~と言う視線。
早速、病院へ連れて行くといつもは、病院嫌いなロンちゃんは率先して病院へ入りました。(笑)
結果は、軽い胃腸炎で 注射と2~3日の飲み薬で直りました。
それからは、すっかり私と仲良くなったんですよ。わかるんですね。犬も…
見つめ合うと愛情ホルモンがでる!
犬と人の間には、視線を中心としたコミュニケーションが成立しています。目と目を合わせることが単なる情報伝達だけでないかもしれません。
愛情ホルモンともいわれるオキシトシンって知っていますか?
オキシトシンとは、母親が、赤ちゃんに授乳するときや赤ちゃんに見つめられたときなどに脳内視床下部で分泌される物質で 母性行動に大きく影響していると言われている。
オキシトシンが出ることによって母親は、初めて「この子は自分の子どもだ」と理解し その子を特別にいとおしく感じたり 守りたい 育てたいという意識が、高まります。そこから親子の絆が生まれることからオキシトシンは愛情ホルモンとも言われています。
参考文献 犬の力をもっと知りたい!NHK出版
次回の8月10日(金)は、小鳥の話を(71回目)お話をしましょう。