ペットにまつわるエトセトラ(第120回)

140822tbcH26年8月22日(金)今朝は、犬は、安産か?について(120回目)お話をしてきました。
よく犬は安産と言われます。なぜそういわれるのでしょうか?日本中型犬と言われる犬種の大半は10キロ前後の体重を持つ犬種です。子犬の体重は150~200グラム。大きい物でも300くらいの体重で生まれます。母犬との体重差を比べてみましょう。30~50倍もの差があります。
これが、安産にお産が出来る理由なのです。大型犬になればなるほど、この差は広がり簡単にお産する事が出来ます。
ではチワワなどの小型犬はどうでしょうか?一般的なチワワの体重は2キロ前後。3キロ以上ある子もいます。理想のチワワの体重は1.0~1.5キロです。では子犬の体重は?答えは80~120グラム。
もちろんこれより大きい子や、小さく産まれてしまう子もいますが、平均は100グラム前後です。

母犬との体重差はどうでしょうか?10~15倍程度ですね。人間の体重差は知っていますか?
たとえば50キロの母が3キロの赤ちゃんを産むというのが一般的な体重差ではないでしょうか?
体重差は20倍弱と言ったところです。人間より体重差がないのです。

小型犬は、人間より難産だと言うことを知った上で子どもをもうけるかどうか考えて欲しいと思います。

次回の9月12日(金)犬の偽妊娠について(121回目)お話をしましょう。