第81回ペットにまつわるエトセトラ

130111tbc今、TBCラジオに出演して来ました。H25年1月11日(81回目)は、今年は、巳年にちなんで蛇の話でした。
ヘビやクモと聞いて嬉しいと思う人は、少ないのではないでしょうか?
ちなみに私たちが、どんなものを怖がるかと考えると高所恐怖 閉所恐怖 広所恐怖 暗闇恐怖
巨大物恐怖 水恐怖 突端恐怖 幽霊恐怖 そして ヘビ・クモ恐怖があります。

これらを怖がるというには、私たちの遺伝子情報に組み込まれていると言うのです。
屋上から地上を覗くと怖いと思いますよね。もし 怖いと思わなかったら下に落ちて死んでしまいその人の遺伝子は、途絶えてしまいます。
進化の中でどんな危険があったかによって それぞれの特定の恐怖感情が進化したといわれています。私たちの食べ物の好き嫌いも実は、先祖が、食べて危険だと思ったことが今も尚、存在しているのかもしれません。
恐怖が、意識に臨戦態勢をとらせる怖がる必要がないときに恐怖を感じるのと問題です。しかし恐怖は、本来、必要がない程度であってもまさかの場合に対処して 過剰に働くようになっています。例えば、ヘビを見たら逃げる。そして後でじっくり考えてみるという行動です。恐怖を感じていながらゆっくり考えていたら噛まれて死んでしまう可能性がありますから…
中には、ヘビやクモが、大好きと言う人もいますが、それは、どう対処すれば安全だと知ることができたから ヘビへの恐怖が、魅力へと変化したのかもしれません。
私は、カナヘビは、嫌いじゃないですけど ヘビは、好きとはいえませんね。やっぱり怖いです。(笑)

ところで 爬虫類は、今の時期になると冬眠します。気温が下がると体が、動きづらくなるからです。
太陽の温度で動くことができるんです。まるでソラーパネルを体に持っているようですね。(笑)
私たちは、恒温動物なので冬でも 多くの食べ物から栄養を採り 自分自身で熱を出し動くことができるのです。多くの生き物から私たちは、生きるエネルギーをもらっているのです。

寒い中でも動くためには、多くのエネルギーが必要で爬虫類と比べると比較にならないほど効率が悪いそうです。
さらに私たちは、自分自身の熱エネルギーだけでなく 石油などを利用することで暖かな日々を送っています。そういう意味では、私たち人間は、ヘビよりすごく効率の悪い生き物なんです。

私たち人間は、エネルギー消費量は、他の動物より大量に使いながら生きている訳です。
だとすれば この冬の1日1日を省エネ目指しながら大切に使って過ごしたいものですね。
次回の1月25日(金)は、猫の爪磨き(82回目)のお話をしましょう。
 参考資料  人は感情によって進化したディスカバー携書